悪夢迷宮3


 前回まででナイトメアラビリンスの概念と世界観的説明を書いたので、今回はルール的な説明をしたいと思う。




〜PCの能力等の使用〜


 ナイトメアラビリンス内は現実と夢の世界がごっちゃになっており、【PCはディゾルブ無しに超能力の使用が可能】となっている。
 ただし、【能力値は現実世界のものを適用】し、【ドリームイメージの能力値で判定したい時は、ディゾルブしなければならない】。
 また、【現実世界で持っているアイテムは、ドリームメーカー無しで持ち込んでよい】。
 ただし、【そのアイテムでナイトメアなどの非実体の対象を攻撃する場合は、ラウンドの最初にPOD1点を消費する必要がある】。
 また、ドリームダイブは【ラビリンス内に出入りするたびに行う】。
 逆にいえば、夢の力を持たない者はラビリンス内を出入りできない。


〜影響力ルール〜


 影響力とは、ナイトメアがラビリンス内で行使できる力の総量のことであり、【ルール的には影響力を消費して、ラビリンス内に敵やトラップを配置できる】。
 ナイトメアは最初、【POD+PCのディープレベルの合計】分の影響力を持つ。
 ?敵の配置には、【敵の能力値の平均値分の影響力を消費】する。
 ?そのさいに、【影響力1点消費ごとに3レベルまでの任意の超能力を追加】することができる。
 ?トラップの配置には【要求する難易度レベル+1分の影響力を消費】する。
 ?【回復ポイントを1つ設置するごとに、PC人数点の影響力を得る】。
 回復ポイントでは、【身体ダメージか精神ダメージのどちらかを1D6回復させる】ことができる。
 回復ポイントは【1つにつき、PC人数回まで】。
 ?心の欠片を1つ設置するごとに、【PC人数分の影響力を得る】。
 心の欠片とは、宿主の心の一部であり、ナイトメア打倒の鍵となるてかがりのことである。
 心の欠片に触れることで、心の闇を生み出した原因などを断片的にハンターたちに見せる。
 心の欠片は1つにつき、【PC全員のPODを1点回復】させる。