《星空キセキ》激辛10倍レビュー その3
〜つっこみ・後編〜
●雨に打たれながら、マシンガン一人言を繰り返す主人公●
「地球の大気は少年には刺激が強すぎる」と組織の人に説明されたにも関わらず、「この雨や自然、感じてみたいでしょ?」と呟く主人公に違和感ばりばり。
病気になるかもしれないとか、まるで考えてないのか、こいつは。
●わりと大掛かりな準備を用意してるのに、侵入者の進行をたやすく許してしまう組織の皆さん●
警戒心ねえにも程があるわあああああああっ!
しかもクライマックスだというのに、未知の文明とのコンタクトのシーンだっていうのに、日常的な明るい音楽鳴らすんじゃねええええええっ!!?
●伏線もなく、幽体離脱する少年。360度から少年の全裸を堪能するストリップ(30秒間続く)→伏線もなく隕石の効果で介入する主人公→なんやかやで主人公がマシンガントークで少年を説得→防護服を自力で脱ぐ少年●
ポルナレフさん、大忙しの5分間。
平均出動回数は30秒に1回くらいか。
しかし、伏線もないことをようやる。
あと、明らかに隕石とか光って少年に語りかけて介入しまっくてる様子の主人公を誰も止めないのはなぜだろうか。
補正すか、補正っすか?
補正っすね、うえっうえっうえっwwww
〜総評〜
・絵は及第点レベル。ただし動画は平均より低い。
・無駄なセリフ、無駄なシーン、無駄な構成のせいでテンポが著しく悪い。間を意識する必要あり。
・ありがちなシチュエーションを、それぞれの意味も理解せずバラバラに組み立てており、テーマがさっぱり理解できない。登場人物の数もそうだが、メインテーマから外れる要素やシーンは切り捨てるべき。
・上でも言っているが、どのキャラに重点をおくかが絞られてないので、印象に残らない。30分で充分に描写ができるのは、限界で3人まで。普通は2人に絞る。
・題材も雰囲気も新海誠の二番煎じを狙って失敗している。どの要素も、新海誠にクオリティで負けている。
・総じて、「分かったつもりの素人が思いつきで作った」レベルから抜け出せていない。
思いがけず続きましたが、これにてレビュー終了。
……総評のほとんどが自分に突きささって、ブーメラン痛いお(;ω;)