《レレレ》リプレイ 『グラフィティ〜黄昏色のポートレート』第16幕


【GM/監督】:どんな風景?

【ポルッカ】:(ゴニョゴニョ)

【GM/監督】:なるほどね。たしかにポルッカが表現しようとするテーマにふさわしい。

【ポルッカ】:そこで、急に咳き込む。何事かと手のひらを見れば、そこには少なくない吐血が。

【GM/監督】:放射能に蝕まれてきた体が、ついに悲鳴をあげた。体に激痛が走り、立っていられなくなる。

【ポルッカ】:「まだ……まだよ。この写真を世に問うまでは死ねない……」
 歯をくいしばって無理やり立ち上がり、再びシャッターをきりつづける。フラッシュとともにシーンエンドよ。

【飛鈴】:次はわたしかな。現地の人間に尋ねたり、資料を見ながら、この戦争についてを学ぶ。歴史、政治、勢力、民族、その他諸々ね。情報を集めたら、賞が開かれる街に向かう。

【GM/監督】:「行くのか?」

【飛鈴】:「ええ」

【GM/兵士】:「あれだけ協力したんだから、必ず受賞してこいよ」

【飛鈴】:「なんか重たいわね」

【GM/兵士】:「そしたら、俺たちに礼を言いにまた来いよ。次で決戦だ、おまえさんが来る頃にはケリがついてるさ」

【飛鈴】:「分かった、また会いましょう」

【GM/兵士】:「またな」

【ピカット】:最大級の死亡フラグだな(笑)

【飛鈴】:そして、戦場から旅立つ。一度も振り返らない。……そんなところで、次のシーン行っちゃって?

【ヌレーネ】:あたしか……、ここが正念場だわ。

【GM/監督】:気合い入ってるね。頑張って。

【ヌレーネ】:先輩はもう帰ってきてるのよね?

【ピカット】:そうだな。1〜2週間ぶりに顔を出したところだ。

【ヌレーネ】:なら予定通り、学校の部室からシーンを始めるわ。部員の皆も先輩との再会を喜んで、今まで何してたとか、そんな話を始めるの。

【ピカット】:戦場に行ったこと、そこで先輩に会ったこと、何かを掴めた気がすること。今まで起きたこと感じたことを、あまさず話すぞ。自分自身の気持ちやらなんやらの整理も兼ねてな。