レレレ『free hole』第12幕
【GM】:謎は解明されずに終わる。さらに、今回の〈パラシュート〉技能判定にはペナルティをつけてもらうよ。
【一同】:ぎゃああああああああああ!
【シンディア】:そういえば、あたしはもう恐怖判定しなくていいわけ?
【フェイロン】:オレもどうなる?
【GM】:そやね、2人は恐怖判定してもらおうか。
判定は2人とも失敗。
フェイロンは“しばらくの間、恐怖で震えて動けなくな”り。
シンディアは“しばらくの間、訳の分からないことを言いながら、どこかへ移動しようとする”だった。
狭い機内の中、搭乗口を開けようと暴れるシンディア。
【シンディア】:「いやあああああああ!ここから出して! 今すぐ降ろして!ここはいやあっ!」
【ガングァン】:「おい、どうしたんだ。落ち着かないか」
【アリシア】:「シンディー!?」
【シンディア】:「ここは怖いの! 空が、空が襲ってくるのよーーっ!!」
【フェイロン】:強化人間じゃないんだから(一同爆笑)
【ガングァン】:「訳がわからんな、とにかく落ち着いてくれないか?」
【アリシア】:「そうよ、シンディー。あなたは疲れてるんだわ」
【シンディア】:「違うわよ! ……もういい!!」
シンディアはロイのいる操縦席に向けて、壁を叩き始めた。
主張は今までと同じで、とにかく帰せ、地上に降ろせの一点張り。
誰がどうなだめようと諭そうと、聞く耳を持っていなかった。
やがて、ダイビングポイントに到着。
搭乗口が開いた。
そこへ向けて駆け込んだのも、やはり錯乱したシンディアだった。
【シンディア】:「あは、あははは……あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」
【一同】:!?
【シンディア】:「どうせ、みんな死ぬのよ! そうよ、それがお望みなんでしょ!? だったら、その通りに死んでやるわよ!」
【ガングァン】:ま、まさにシンディア・ルー!!(一同爆笑)