レレレ『free hole』第3幕


【シンディア】:どっちにしても死亡か……。

【GM】:と、ここでアバンタイトル(タイトル表示の前に展開される場面のこと。あらすじなどに使われる場合もある)が終わり、タイトルが表示されます。……タイトルは、なんにしましょうかね?(笑)

【一同】:「フォールン・スカイとか」「分かりにくいな」「あれでよくないか? なんとかいうアトラクション」「あー、絶叫マシンの」「フリー・フォールか」「なら、それで」

【GM】:決まったかな? それでは、画面に『フリー・フォール』とタイトルが表示され、画面が再び切り替わる。言っておくと、ダイビングする前のシーンやね。

【シンディア】:なるほど。



 舞台はアメリカの郊外にある、小さい飛行場。
 ここの目玉は、ある条件となった時に格安でスカイダイビングが楽しめること。



アリシア】:どのくらい安いの?

【GM】:相場の10分の1くらい。詳しい相場は知らないけど、だいたい10ドル程度とおもって。

【菊善光(コウ)】:おー、むちゃくちゃ安い。



 さして広くもない事務所兼ロビーには、簡素なイスとコーヒーメーカー、あとは壁に貼り付けられた写真やら新聞記事などしかない。
 その中で、飛行場の主であるロイが煙草をふかしながら、新聞を読んでいる。



【GM】:……ここから、登場したい人順に入ってきてね。

アリシア】:あ、じゃあこっちからいきますわ。ガチャッと戸を開けて。
「HEY、ロイ」

【菊善光(コウ)】:親しげだ(笑)

【GM/ロイ】:「おう、アリシアじゃないか。今日も飛ぶのかい?」

アリシア】:「当たり前じゃない。こんないい天気に、格安料金。まさにダイビング日和だわ」

【GM/ロイ】:「HAHA、おまえさんも物好きなもんだな」
 と、笑ってる。

【GM】:次は誰が出る?

フェイロン】:なら、今度はこっちが。

【菊善光(コウ)】:うちも出ようかな。

【ガングァン】:年が近くて同じアジアンだし、カップルとかどうよ?

【菊善光(コウ)】:それいいなあ。

フェイロン】:そうするか。
「よう」

【菊善光(コウ)】:「初めまして〜」

【GM/ロイ】:「なんだ、フェイ、おまえさん彼女いたのかよ」

フェイロン】:「ああ、ダイビングに興味があるっていうから、連れてきた」