デモパラ『その手』シリーズ第7話 クライマックス1
【GM】:そうやって見張っていても、透明獣の気配を感じるだけで、見つけだすまでにはいたりません。
【ジョジョ】:ホニャララを狙っているって感じか?
【GM】:ええ。それ以外は特になにも起きず、ついにオーディション当日。会場のセッティングも整い、いよいよ開始の時刻です。
【まほ子】:知覚判定いいですか?
【GM】:判定無しで分かることにしましょう。間違いなく会場にはいます。
【シンジ】:具体的にどこかは分からない……?
【GM】:(頷く)さて、事前に準備しておくことはありますか?
【シルバ】:質問がある。待機行動で行動するとき、移動していいのか?
【GM】:認めます。待機行動自体、このシナリオでしか使わないでしょうから。
【シルバ】:ならば、警備員に扮してホニャララの一番近くにいておきたいのう。待機行動も宣言、条件は「ホニャララが攻撃の対象になったら、かばう」
【ジョジョ】:俺も隠密で隠れつつ、ホニャララから10mの距離まで接近だ。待機行動宣言、条件は「ホニャララが攻撃された時、ホニャララを〈触手〉で引き寄せる」だぜ。
【まほ子】:わたしとシンジさんはギャラリーとして、客席へ。ただし、すぐに駆けつけられる位置を確保します。
【GM】:他にはありませんね? ……それでは、オーディションが開始され、アイドル候補者が次々に自己紹介をしていきます。ホニャララの番になり、彼女もまた自己アピールをするのですが……。
【一同】:……。
【GM】:その時! 巨大で狂暴な爪が、天井から生えるように現れます。爪はまっすぐホニャララの頭上めがけ落下!
【シルバ】:条件が満たされたな? 待機行動を発動する!
【ジョジョ】:俺も待機行動発動!
【GM】:順番に処理しましょう。まずはシルバですが、悪魔化しますか?
【シルバ】:せんよ。
【GM】:では、人間のまま攻撃を食らってもらいましょうか。かばったんで、自動命中です。
【シルバ】:覚悟の上だ、ダメージをもらおうか。
【シンジ】:ちょっと待って! 〈磁力障壁〉は使える?
【GM】:どうぞ。
【シンジ】:なら、使っておくよ!
【まほ子】:わたしも〈氷壁〉を(コロコロ)9点軽減です。