デモパラ『その手』シリーズ第7話 本編16


【シンジ】:わ、分かりました。けっこう無理がありますが仕方ないですね。

【GM】:ちょうどシンジが通りすぎるかすぎないかの時に、ホニャララさんが玄関開けて登場。相手も明美から話を聞いていたのか、気さくに話しかけてきます。

【GM/ホニャララ】:「おー、きみが噂の安野くん? はじめましてだね」

【シンジ】:なに話したんだよ、明美は(笑)
「あ、どうも」

【GM/ホニャララ】:「なに、散歩? 通り魔騒ぎで物騒なのに、勇気あるじゃん」

【シンジ】:「ただの買い出しだよ。それに、ホニャララさんだってオーディションに出るんでしょ?」

【GM/ホニャララ】:「もちろん! ここからアタシのサクセスストーリーが始まるんだから!」

【シンジ】:「でも、通り魔が出てるんだから……」

【GM/ホニャララ】:「大丈夫さ〜。どの事件でも大勢人がいたのに、1人ずつしか被害に遭ってないじゃん。つまり、怨恨とかそんなんだから。アタシは怨まれる覚えはないし」

【シンジ】:そう言われるとなぁ……。
「でも、命に関わるかもしれないんだし、慎重になってもいいと思うよ。ほら、オーディションは、今回だけじゃないし」

【GM/ホニャララ】:「だから大丈夫だって。それとも、なにか根拠でもあるのかい?」

【シンジ】:「……」ここで声とか言っても。

ジョジョ】:怪訝な顔されて終わりだな。

【シルバ】:これ以上は強硬手段になるな。いったん戻ってこい。

【シンジ】:「ほんとに気をつけてよ。明美の友達になにかあったら嫌だから」

【まほ子】:あらら〜(笑)

ジョジョ】:ヒロインフラグか?

【シルバ】:両方キープする気か? このプレイボーイが!

【シンジ】:まあ、シンジは本気で心配してるだけなんだけどね。適当に切り上げて、シルバさんたちと合流します。

【GM】:では、ここまで様子を見ていた3人、直感か知覚判定15を。

【シルバ】:(コロコロ)10以上は出らんな。

【まほ子】:(コロコロ)知覚で成功しました。

ジョジョ】:(コロコロ)お、なら俺は振り直しなしでいいな。失敗だぜ。