デモパラ『その手』シリーズ第7話 本編15


ジョジョ】:ホニャララかよ(笑)

【シルバ】:重要キャラだというのに、名前決めとらんのか(笑)

【GM】:役割にしか意味がないキャラなので、つい名付けを後回しにしてしまいました(笑)

【まほ子】:「とにかく、そのホニャララさんが狙われるかもしれない、って思ったんですね」

【GM/明美】:「みなさんの推測が正しければ」

【まほ子】:「ありがとうございます。もしかしたら、犯人も捕まるかもしれません。ご主人様が警察の方とも懇意にされてますから」

【GM/明美】:「そうなんですか? お役に立てたみたいで良かった」

【GM】:警察、という単語に安心した明美は、そのまま奥に引っ込みます。

【シルバ】:さて、ホニャララのところに行くとしようかの。
「聞くかどうかはわからんが、注意しに行ってやるか」

【シンジ】:「警察にも知らせますか?」

【まほ子】:「必要ないと思いますよ。ご主人様がコネを持っているのは確かですが、言っても真剣に受け取ってはくれないでしょうから」

【シルバ】:「いざという時は、おれたちでやるしかない」

ジョジョ】:「ああ、そうだな。外に出ないよう説得して、駄目なら見張る方向でいこうぜ」

【GM】:準備はいいですね? では、ホニャララの家の前まで来ました。

【シンジ】:……来たのはいいんですけど、どうするんです?

ジョジョ】:どうするって、そりゃあホニャララを説得するんだろ?

【シンジ】:相手が家の中なら、どうやって外に出すんですか? 僕ら、ホニャララさんを連れ出すための理由付けができませんよ。

【まほ子】:あ。

ジョジョ】:そうか、そこからだったな……。

【シルバ】:警告だけすればいいんじゃないのか?

【シンジ】:……会ったこともない人からの警告を、素直に聞くと思いますか?

【シルバ】:うむ、聞くわけがないな。

【GM】:そうやってしばらく様子を伺っていると、郵便局員がホニャララの家のポストに郵便物を入れました。それから、家の中からパタパタという足音が微かに聞こえてきますね。

【シルバ】:ここか。シンジ、タイミングが合うように物影から姿を現せ。いかにも偶然に通りかかったような調子でな。