デモパラ『その手』シリーズ第7話 本編13


ジョジョ】:見たくもなるぜ、何回クリティカル出してるんだよ?
 それはそれとして〈幻影矢〉いくぜー?
 (コロコロ)22特殊命中だぜ。

【GM】:(コロコロ×2)回避できません。

ジョジョ】:(コロコロ)13点特殊、どうよ?

【GM】:はい、それで両方墜ちました、戦闘終了です。

【シンジ】:帰りましょうか。

【シルバ】:うむ。

【まほ子】:あ、〈魔種吸引〉だけはしときませんと。

ジョジョ】:おっと、危ねえ。こいつらと再戦なんて御免こうむるぜ。




 魔結晶取得。


 〈肉体再生能力〉……ターン終了時にエナジー回復
 〈電撃耐性〉……電撃属性のダメージを半減
 〈範囲肉弾攻撃〉……肉弾攻撃を範囲で行う




【GM】:みなさん、後の行動は?

【一同】:飯食って、寝る!!




 全員が全員、衝動が第5とか第4まで溜まった状態なので、大量の(16000円分もの)食事と睡眠をとった。
 それでも全快には足りなかったのだが……。




【まほ子】:いささか衝動に不安がありますが、調査を再開しましょう。

【シンジ】:「背景や事情も分かりましたし、後は透明獣の居場所だけですね」

ジョジョ】:「そこが問題だぜ。どうやって探す?」

【まほ子】:「唯一の手がかりが“声”ですからね……」

【シンジ】:「でも、被害者は3人とも集中治療室みたいだし、近付けそうもないですよ?」

ジョジョ】:「近場に、被害者とよく似た声のやつでもいればな」

【シンジ】:「それは拙いよ。運良く見つかって協力してもらえたとして、誘き寄せた透明獣は、その人めがけて襲いかかってくるわけだし……」

【シルバ】:「その場合は、テープにでも録音すればよいではないか。肉声でなければ無理、という結論は出ていないだろう」

【シンジ】:「それはそうですけど」

【GM】:ところで、どこで話してるんです?

【シルバ】:シンジの家だ。無駄に広い空間に住んでるからの。有効活用、有効活用。

【シンジ】:ええ!? てっきり外かセラフィム事務所で話してると思ってたのに!

【シルバ】:なんで、そんな普通のことをせねばならんのだ(笑)

【シンジ】:奇をてらう必要もないでしょうが!(一同笑)