デモパラ『その手』シリーズ第7話 本編6


【GM】:どうやら、改造した悪魔寄生体を、獣に移植する実験が行われていたようですね。

ジョジョ】:ということは、犯人は変異獣なわけか?

【シルバ】:これを見る限りではな。

【シンジ】:次はオフィス風の部屋なんだけど……。

【GM】:まあ、こちらも、資料やらデータやらが散らばってますね。特に目を惹いたのは、変異獣についてまとめた中間報告書のようなもの。内容を理解するには、知力か〈知識:悪魔寄生体〉で15。

【シンジ】:いまだに衝動蓄積0の僕がいきます。
(コロコロ)また、1発で15が出た!

【シルバ】:これはマジで死ぬかもわからんな(笑)

ジョジョ】:めっちゃ死亡フラグだろ、それ(笑)

【シンジ】:活躍して死ぬのは脇役だから、大丈夫だよ(笑)

【GM】:この資料、変異獣に悪魔憑きの特殊能力を付与する実験をまとめたものです。今まででクレイモア、ヴォージェ、ブリガンダインの付与が終わり、次はファランクスの速度上昇および透明化能力の付与しようとしたようですね。なお、その結果は書かれておらず、経過レポートも途中で終わっています。

ジョジョ】:おおかた、その変異獣が暴走したってところか? やれやれ、面倒なことをしてくれたぜ。

【まほ子】:とはいえ、どういう行動パターンなのかまでは掴めませんね。

【シンジ】:やっぱり、音……というか声じゃないかな。

ジョジョ】:だからって、どうする? 声の似てるやつなんて、曖昧すぎて探しきれないぜ?

【GM】:(カラドボルグがいれば、〈音声変化〉で解決なんだけどね)

【シルバ】:今からでも調べさせるしかあるまい。後手に回ろうと、やることはやらねばの。

【GM】:今後について話し合ってるとこ悪いんですが、天井から大型の獣がズシャと降ってきます。

【シンジ】:ええ!?

【まほ子】:変異獣ですね?

【GM】:はい、通常の変異獣が1匹。そして、体のところどころが赤熱化した変異獣が1匹です。

【シルバ】:ノーマルと、クレイモア付与型か。肩慣らしにはいいかもしれんの。

【PC一同】:悪魔化!!