デモパラ『その手』シリーズ第6話 本編7


【GM】:事件解決への思いを新たにしたところで、皆さん〈直感〉12の判定をしてもらいましょうか?

【シンジ】:え、いきなりなんだろう?
(コロコロ)

ジョジョ】:俺だけ成功のようだが?

【GM】:キラリと光るレンズと何対もの目が、みなさんを見ているようです。

【まほ子】:不味いですね……目をつけられたみたいですよ?

ジョジョ】:別の場所に移動してみるが、ついてきてるのか?

【GM】:ええ。

【シンジ】:ど、どうします?

【シルバ】:ふーむ。

【まほ子】:このまま張りつかれては、悪魔化できませんよ?

【シルバ】:ジョジョ、おまえは今、丈太郎状態だったか?

ジョジョ】:いや、ハムスターだが?

【シルバ】:ふむ……、高坂に連絡する。
「少し頼みがあるんだが」

【GM/高坂】:「なんでしょう?」

【シルバ】:「人手は借りられるか?」

【GM/】:「今のところ、ヴィシャス出現はありませんから、都合はつきますが……。なにをする気です?」

【シルバ】:「厄介な連中に絡まれてな、一芝居打つ」
 これこれしかじかと、作戦を説明する。

【GM/高坂】:「なるほど……分かりました。都合をつけてみますよ」

【シルバ】:「頼む」

ジョジョ】:なにをやらかす気だ?

【シルバ】:一芝居、だ。

【シンジ】:?




【シルバ】:GM、おれたちは繁華街に移動するぞ。マスコミたちはついてきてるな?

【GM】:はい、それはもうビッチリと。

【シルバ】:よしよし、打ち合わせ通りに頼むぞ。

ジョジョ】:ああ、人気のないところに行って〈擬態変身〉だ。適当な姿になるぜ。

【GM】:美少女戦士ジョジョ子ですか(一同爆笑)

【シンジ】:なんで、そんなもんを?(笑)

ジョジョ】:ま、まあ、それくらいぶっ飛んだほうが俺だってバレなくていいか(笑)

【GM】:そんでは打ち合わせ通りに、セラフィムに協力してる悪魔憑きが街中で暴れます。暴れるとはいえ、なるたけ被害がわずかになるようにしてますが。

【シンジ】:「う、うわー怪物だー!」

【まほ子】:「誰か、誰か助けてー!」