デモパラ『その手』シリーズ第6話 オープニング2


【シンジ】:そうですね……、それがいいと思います。

【シルバ】:ほほう(ニンマリ)

【シンジ】:何度も何度も戦いたくないだけですから。勘違いしないでくださいよ。

【シルバ】:分かっておるわ……このツンデレめ(笑)

【シンジ】:誰がですか(笑)

ジョジョ】:漫才している間に、高坂に連絡しておくぜ。原因究明はオレたちがやる、ってな。

【GM/高坂】:そうしていただけるのは助かります。ただ、くれぐれも無茶はしないでください。今は異常事態ですから。

ジョジョ】:あんまり心配ばかりしてると、老けるぜ?

【GM/高坂】:(苦笑している)では、お願いいたします。

ジョジョ】:……さて、このふざけた大量発生。オレたちで止めるぜ。

【一同】:おう!

【GM】:まずは、今の時点で何を調べます?

【まほ子】:その前に、今回の事件のあらましを。大量のヴィシャスが暴れているのは、これが初めてではないんですよね?

【GM】:そうです。事の起こりは、数週間前から。突然、湧いて出たかのようにヴィシャスが大量に出現。大友市の各地で暴れまわりました。今のところ、原因は不明。悪魔寄生体がこれほど広まるような事件や、事故も起こってません。セラフィムからすれば、寝耳に水の出来事でした。

【まほ子】:そのほかに変わった事はなかったんですか?

【GM】:そういえば……と、インフルエンザが大流行したのを、皆さんは思い出します。悪魔憑きであるシンジたちは平気でしたが、一般人への拡大はすさまじく、大友市民全員が患っていたと言っても過言ではありません。学級閉鎖はもちろん、オフィス街や工場なども停止する状態でした。

【まほ子】:お嬢様はかかってませんよ! ええ、そりゃあもう完っ璧に清潔にしてますから!!

【GM】:……は、では理事長はかかってない、ということで(笑)

【シンジ】:今は、インフルエンザは落ち着いてるの?

【GM】:シンジたちの周りでは、落ち着いているようです。さらに広く知りたいなら、情報判定ですね。