デモパラ『その手』シリーズ第5話 オープニング4


【シンジ】:「う……」

ジョジョ】:「どうした、シンジ。好き嫌いしてると強くなれないぜ」

【シンジ】:「いや、ジョセフィーヌさん。それはちょっと違……」

ジョジョ】:オラァ!(いきなり殴る)

【シンジ】:あぶぅ!(殴られた)

ジョジョ】:「俺のことはジョジョと呼べといったろう? いいかげんにしないと回すぞ、……滑車でな」(笑)

【シンジ】:うう……。

【GM】:そんな感じで料理に舌鼓を打っていますと、素良が雑誌かなにかを熱心に見てます。ちなみに、シルバたちには自己紹介したということで。

【GM/素良】:「最近のやつは発育良すぎだろ……」

【シルバ】:「何を読んでるんだ?」

【GM/素良】:「月刊タシロ」

ジョジョ】:盗撮雑誌かよ!(一同爆笑)

【シンジ】:「昼間から何読んでるんですか。非常識ですよ」

【GM/素良】:「そう言わんと、健康な青少年も、ほら」
 シンジの眼前に迫り来る月刊タシロ。

【シンジ】:こっち来んな(笑) 「何をしてるんですか」と離すように押し返す。

【GM/素良】:「いやいや、まーまー」と、投げてよこす(笑)

【シンジ】:ちょっ。反射的にキャッチ(笑)
【GM】:キャッチした瞬間、そこに明美が(一同笑)

【GM/明美】:「シンちゃん、それなに?」

【シンジ】:「えっ!? い、いやなんでもないよ? なんでも……はははは」(笑)

【GM/明美】:「気になるじゃない、見せてよー」

【シンジ】:「駄目だって! つまらない本だから……!」

【GM】:慌てていたせいか、シンジの手からすっぽ抜けて床に落ちる月刊タシロ。偶然ページが開いた状態になっていたのだが、それを見た明美が急にフラッと倒れ込んだ。

【シルバ】:そんなにヤバいものが写っていたのか(笑)

【GM】:そのシルバの認識は、ある意味正しかった。なぜなら、そのページには明美が着替えている時の写真が一面に載っていたからだ。
 それは写真というには、あまりに精密で、接写で、モザイクもない。
 それはまさしくモロ映像であった……。