実録! 悪質企業の全貌!〜これは実名公表していいレベル 前編


 今日、ようやく失業保険の手続きがとれた。
 退職から半月以上過ぎての手続きたが、ここまで遅くなったのには理由がある。
 その理由というのが……相手企業である‘ホテル華の荘’が離職手続きをしていなかったからである。
 家から近かったため、事務所まで催促に行った。
 その時に「早急に手続きをしたいので、ハローワークに来ていただく際は連絡をお願いします」と頼んだ。
 にも関わらず、【連絡をよこさない】。
 それどころか【離職表を作成しててもワシに送らないし、できたと連絡もしない】。
 あまりの対応の悪さにラチが開かんと、ハローワークから連絡してもらって、やっと繋がる。
 華の荘と会話していたハローワーク職員は、やかて困惑の表情に。
 疑問に思い、電話を替わってもらった。
 以下は、ワシと華の荘との会話の一部始終を、リプレイ形式で書いたものである。



【ワシ】:もしもし、hige_gunですが。離職表はどうなっているんでしょうか?
【成〇支配人】:出来てるぞ、なんで取りに来ない?
【ワシ】:できたと連絡もらってませんが、いつ連絡していただけましたか?
【成〇支配人】:俺がやったわけじゃないから、知らん。担当は今日休みだ。
【ワシ】:(イラッ☆)知らないじゃないでしょう。なぜ、私に送らないんですか?
【成〇支配人】:離職表を送る? ウチは今までそんなこと一回もやったことないぞ。何を言っているんだ?
【ワシ】:普通は送るものでは?
【成〇支配人】:知らん。
【ワシ】:……ともかく、出来ているなら早く持ってきてください。
【成〇】:は? どこに?
【ワシ】:早く手続きしたいんですよ。私は今ハローワークにいますから、ハローワークまで持って来てください。
【成〇支配人】:なんで持って行かなきゃならない。
 おまえが取りに来い。
【ワシ】:手続きを取らなかったのも、連絡しなかったのもそちらでしょう? なぜ、私がその尻拭いをしなければいけないんですか?
【成〇支配人】:だから、それは俺がやったんじゃないから知らん。
【ワシ】:知らんじゃないでしょう、個人ではなく企業の責任です。持って来てください。

【成合支配人】:だから、おまえが取りに来い。だいたい、そんなに欲しいなら毎日連絡してきて確認しろ。