デモパラ『その手』シリーズ第1話 本編15


【柏木】:下の人たちに親分を保護してもらいますか。保育士は、私たちと一緒に豚常にでも。
【シルバ】:うむ。
【GM】:では、新鮮組は親分を連れて帰り、保育士は豚常に駆けつけた警察に保護され、男たちは逮捕されます。
【柏木】:あ、組員たちが帰る前に、こちらへの協力をとりつけますね。
【GM】:一も二もなく快諾です。なんせ親分の恩人ですからね。
 あ、あと豚常の皆さんには何て言います?
【柏木】:そうですね、偶然目撃して隙をみて助けだした、とでも。
【GM/豚常店主】:「そいつぁ、大したもんだ。よしっ、今日は奢りだ! みんなジャンジャン食ってくれ!」
【一同】:よっしゃあ!
【柏木】:では、遠慮なく8000円分ずつ食べるとしますか(笑)
【シルバ】:ここの8000円分はかなりなことになるな(笑)
【GM/明美】:「シンちゃん、何でそんな危ないことするのよ? ビックリしたじゃない!」
【シンジ】:「ごめん、実はシルバさん……とたまたま一緒にいたから、成り行きで、さ」
【GM/明美】:「そう……とにかくケガはないみたいで良かった」
【シルバ】:エナジーは減ってるがな(笑)
【シンジ】:それは元気がない、くらいの演出で(笑) 食べるだけ食べたら、寝ます。これでさらにエナジーと衝動回復。やっとほぼ全快かな。
【GM】:何も行動がなければ、翌朝になりますが?
【シルバ】:構わんよ。
【柏木】:こちらもです。
【GM】:では、翌朝。柏木に新鮮組からの連絡がいきます。
【柏木】:「どうも、親分さんの状態はいかがです?」
【GM/組員A】:「へい、これといったケガもありやせんでした」
【柏木】:「それは良かった。ところで、聞きたいことがあるんですが」
【GM/組員A】:「なんでも言ってくだせい」
【柏木】:「岸和田組の事務所はどこです?」
【GM/組員A】:「やつらは繁華街の海岸沿いにあるビル群の一角を事務所にしてやす。表向きはマチ金を装っているようっす。幹部以上は基本的にそっから動かないっすね」
【柏木】:「なるほど、ありがとうございました」
【GM/組員A】:「しかし、なんでまた事務所の場所なんざ?」