デモパラ『その手』シリーズ第1話 本編3
【シルバ】:「そんなに良かったのか」
【GM/従業員】:「面倒事も起こさなきゃ、金払いもいいお得意さんだったんだがな。そういえば、最近は見ないな」
【シルバ】:「そうか、邪魔したな」
【GM/従業員】:「ああ」
【GM】:では、柏木はなにをします?
【柏木】:蛇の道は蛇です。前からいたヤクザのところに出向いて、情報を得ます。
【GM】:なぜ先住のヤクザがいると断定するんです(笑)
【柏木】:だって、ルールブックや公式シナリオ読んだら、やたらにヤクザや暴走族が出てくるじゃないですか(笑)
嘘のような本当のはなし。
なにかにつけてヤクザや暴走族が登場し、最近では若干インフレ気味である。
なのに、治安はそれほど悪くないという不思議都市。
それが大友市だったりする。
【GM】:目標値8で、〈知力〉か〈社会〉もしくは〈情報技術〉判定を。
【柏木】:ああ、新鮮組についての判定ですね。
(コロコロ)……成功しました。
【GM】:察しがついているようなので、以下略(笑)
さきほどシルバに告げた内容+本拠地というか、組員の集まる場所もわかります。
【柏木】:行ってみます。
うまくいけば、手勢も貸してもらえるかもしれません。
【GM】:もうそろそろ着くかなという時に、前から何かをを追いかけるように走ってくる白スーツの男が2人。
男たちは走りながら、携帯で車と手勢を集めるように連絡しています。
【柏木】:不謹慎ですが、ちょうどいいタイミングのようですね。
「新鮮組の方ですか?」
【GM】:声に気づいた男たちは、警戒心を露にしながら睨みつけます。
【GM/男A】:「なんだ、てめえは!?」
【柏木】:「探偵の柏木といいます。岸和田組の横暴を止めるべく動いている者です」