TRPGは他のメディアとは違うでおじゃる


 え?
 そんなことは分かってるって?
 い〜や、分かってないね。




 そんな挑発的なイントロで書き出す今回の記事。
 ユーザーの話ではなく、売り手すなわちメーカーの話ね。


 さて。
 遊び手から見ての、他メディアとTRPGの違いは様々なブログ記事にて言及されているので、お分かりの方も大勢いると思う。
 一方で商品の売り方に関しての違いは、あまり記事になってるのを見たことがない。
 まあ、ブログ書いてるのは9割方買い手なのだし、当然といえば当然、な?の?だ?が。
 業界の繁栄、衰退、または停滞を語るうえで、メーカーの売り方にも言及しないと完全には語れないんじゃないか、ってのがワシの持論なわけで。


 例のごとく結論から先に言うと、「TRPGが持つインタラクティブ性を商品内容や売り方に反映させたほうがよい」ということ。
 他メディアに比べ、TRPGというゲームの持つインタラクティブ性というのはとんでもなく大きいものがある。
 極端な例だと、ルールを途中で改変、なんてこともできてしまう。
 これは、いかに自由度が高い最近のコンピューターRPGでも真似できない。
 さらに、TRPG商品はユーザーの意見を取り入れやすく、またノウハウをルールに変換するのも割合容易。
 今でも一部のゲームでアイデアやデータを募集しているけど、あれをもっと大々的にやってしまっていいと思う。
 むしろユーザーをゲーム製作に参加させるくらいの勢いで!(笑)
 その時には、メリットがないとやる気が出ないだろうから、賞金や商品も用意しとく(笑)


 ようするに、他メディアみたいに商品作って宣伝するだけじゃ、こんなニッチな業界じゃ儲からないぜって話さ(爆笑)
 商品製作の手間やコストが他メディアに比べれば雲泥の差なのだし。
 もちろん、弊害はある。
 業界の秘密や企業機密の問題もあるし、携わった者がトラブルを起こせば、それも問題になる。
 だから、まずはリスクの少ない、商品や賞金付きのアイデア募集をしてみてほしいなーとポツンと思った。




 以上!