《恋空》分析24時


 タイトルはノリでつけていて、反省する気は今のところ無し。
 少なくとも、報道特番な内容とかじゃないのは保証しますよ?


 というわけで、見たくもない《恋空》を、これからに向けての調査のためと割りきって、DVD見てみた。
 原作?
 勘弁していただきたい。
 さすがに、文章の基本や読みやすさすら度外視にしたような紙束は読む気になれないので。


 んで、見てて気づいた点が以下の通り。
 これらは、マーケティングのみを重視した少女漫画とも、共通点が多いかもしれない。


 ・主人公と結ばれる男(便宜上、ヒロインと記す)はイケメン。設定や性格は様々だが、たいていからかいが好きで鬼畜だったりツンデレだったりする。時には、「誤解されたがってるのか、こいつ?」と思いたくなるようなワザとらしい行動をとる。しかし、主人公を思う気持ちは強く、最終的には主人公を選ぶ。また、言葉や行動で「おまえが一番好きだ」と表現したがる。
 ・たとえどれだけ最悪なヒロインでも、なぜか主人公は惹かれていく。その理由がしっかり描写されることは稀。
 ・スキンシップやキスなど、やたらにベタベタする、またはしたがるヒロイン 。主人公もまんざらではない。たいてい、その場のノリでベッドインし、初めてであってもヤリマンのごとくヒートアップすることエロゲの如し。一度関係をもつと、いつでもどこでもやりたがる猿と化す。
 ・ヒロインとラブラブになりだすと、どこからともなくヒャッハーが現れ、ほのぼの金融機関される。でもダメージは少ないらしく、ちょっと慰められれば、すぐにラブラブグラップル。話が進むごとに、調教もののエロゲの女の子なみにセクロスのことしか頭になくなる。
 ・そのあと、なんかすれ違いとか病気とか妊娠→中絶コンボとか離別とかで一悶着。それも「愛だろ、愛」の精神で潜り抜け、さらにベタベタねっちょりグラップル。ふたりは永遠に物理的に結ばれてデメタシデメタシ。


 こんなん結果になったけど、合ってます?