《ソルティレイ》10〜13巻


 文句なくクライマックス。
 最終回まで、これでもかこれでもかと伏線が明かされ、それにつれてキャラの動きも活発化していく。
 あと2話くらい使ってもいいよな、と思ったけど、まあ贅沢は言うまい。

 最終回はもはや最高と言うしかなく。
 ロイがソルティを止めるシーンでガチ泣き。
 前もって知ってた場面なのに。
 ……まったく、年をとると涙もろくなってしょうがないZE。




 ところで……。




 あのラストだと




 希望持てるよね?




 あれ、絶対なんとかなると思うんだ。




 うん。






 全体的な感想としては、外れの話が1話もない良作にして名作だ。
 どんな作品でも、ひとつくらいは退屈とかつまらない回があるもんだけど、《ソルティレイ》にはそれがない。
 売れる作品じゃないのは確かだ。
 SFとしてはぬるいし、戦闘もハデじゃない。
 けれど、見ると落ち着く。
 
 ロイやソルティたちの日々を見てると、楽しくなってくる。
 そして、もっと見たいと思ってしまう。
 彼らと別れるのがなんとなく嫌で、また続きを見る。
 そんなアニメだ。


 惜しむらくがあるとすれば、ややクライマックスが急で御都合なのと、話が短かったこと。
 あと2〜3話分あれば、さらに完成度は上がっていたのに。


 まあ、それでもDVD揃えてもお得な作品であることは間違いなし。
 機会と金があれば、全巻揃えたいね♪