《シルバーレイン》のロールプレイ支援システムはやってみたい


 近々発売予定の新作、《シルバーレインTRPG》。
 サイコロではなく、カードを用いた判定ルール、豊富なジョブやアビリティなどは興味をそそられる。
 ただ世界観がありふれているため、今のところ遊びたいというモチベーションはない。
 ……ただ。
 《ロールカード》と呼ばれるツールを使用した、ロールプレイ支援ルールはかなりやってみたい。
 紹介記事しか読んでないが、かなり良くできている。


 ロールプレイ支援ルールとしては《熱血専用!》の熱血カード、《番長学園》の番長力、《天羅万象零》の合気チット、《異界戦記カオスフレア》のフレアなどがある。
 これらはたしかにロールプレイ、ひいてはセッションを盛り上げるが、重大な弱点がある。
 渡す基準があいまいだったり、なんかかっこいいセリフやプレイをしないともらえないのだ。
 では《シルバーレインTRPG》の場合はどうか?


 《シルバーレインTRPG》で使われているのは、ロールカードと呼ばれるカードである。
 ロールカードには判定時に足す数字、カードごとにある固有の特殊効果エフェクト。
 そして3つのキーワードとセリフ。
 判定などでカードを使用する時、このキーワードを使ってセリフや行動を描写するか、セリフをそのまま言うことで有利な効果を生むポイントが1点もらえる、という仕組み。
 今までのロールプレイ支援ルールと違い、カードに書かれているセリフを読み上げてもいいので、初心者でも気兼ねなくロールプレイが可能だ。
 さらに他の人の判定の時に一人1回、アシストと呼ばれる協力ができ、カードを使用することができる。
 システム上、カードを使う機会は非常に多く、ロールプレイの機会もまた多くなる。
 誰でも気軽にロールプレイができ、なおかつゲーム的にも有利になるという、素晴らしいシステム。


 これはぜひとも、一度はやってみたい。