《誰かがカッコウと啼く》
表紙からして強烈にホラー色ただようイダタツヒコの最新作、《誰かがカッコウと啼く》。
帯に書かれた竜騎士07の挑発的なコメントも、購買意欲をかき立てる一因となっている。
ジャンルで言えば、ホラーもの。
ただし、《HELLSING》のような直接的恐怖ではなく、クトゥルフ小説のように徐々に正気を失っていくサイコな恐怖だ。
日常の中に恐怖が侵入したというより、日常が恐怖そのものといったぐあい。
狂気と混沌に満ちた世界を、ストーリーとヴィジュアルの両面で再現しており、雰囲気はバツグン。
TRPGゲーマーなら、《ナイトウィザード》や《ナイトメアハンターディープ》などのシステムを取り入れることで、ダークでホラーなセッションで遊ぶこともできるだろう。
ホラーなシナリオを作る際の参考にもなるので、おすすめだ。
……と、真面目な解説はここまで。
以下は個人的感想。
郁美タン可愛いよ、郁美タン。
( *´△`*)ハアハア