ヒトモドキ エンディング2
【義経】:先にビルを出たら、セラフィムに後始末を依頼しよう。
【まほ子】:わたしもご主人様にお願いして、裏のほうも後始末してもらいます。
【GM】:はい、両方ともに速やかに処理がなされますよ。
ただ、問題なのは……。
【義経】:……3人の処遇か。
【GM】:はい。
それと、由衣の記憶を消すかどうかです。
【ショウコ】:その頃にやっとで降りて来ようかな。
「由衣ちゃんの記憶を?」
【GM】:後処理に来ていた桐生 蓮(きりゅう れん)が言います。
【GM/桐生】:「片桐さんは一般人です。こちらに巻き込むわけにもいかないでしょうし。今回の件に関しての記憶を消すのが、妥当だと思いますよ」
【ショウコ】:「ちょっと待ってください、話し合ってみたいんで」
【GM/桐生】:「ええ。重要なことですから、充分に話し合ってください」
【義経】:まずは3人についてだが。
GM、人造生物だから警察に送検というわけにはいかんだろう?
【GM】:対悪魔憑き課はありますので、送検されるなら、そちらでしょう。
まあその場合は、被害も多いですし、これですかね(首に縄を巻く動作)
【ショウコ】:うー、それはヤだな。
【まほ子】:でも実際に人殺してますしね。
【ショウコ】:でも、更生はできるんでしょ?
GM、できるんだよね?
【GM】:そういう道もあることを教えれば、更生に全力を尽くすでしょう。
3人としては、みなさんに処分を任せてます。
償う気持ちも裁かれる覚悟もできてます。
【義経】:一口に更生と言っても、彼らがやるべきことは多い。
被害者本人や被害者遺族への償いもどうするか……。
【ショウコ】:ああ!
戦い以上に頭使う〜!
【GM】:当然、GMの狙いはむしろ後処理をどうするか、悩んでもらうことですから(邪笑)
【義経】:本当にこういうシナリオが好きだな、GM。
【GM】:もちろん(邪笑)
【まほ子】:あと、片桐さんの件もありますね。
彼女に3人の真実を話すかどうかも……。
その後も答えが出るまで、しばしの話し合いを必要とした。
その結果……。