ヒトモドキ クライマックス3
【ショウコ】:「約束だったわよねぇ? 『部隊を全滅させたら、殴らせてくれる』んでしょう?」
【GM/隊長】:「う、うおおおっ!?」
【ショウコ】:「本当に怒ってるんだからね!」
宣言通り、殴りまくります!
【義経】:オーラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーっ!(一同爆笑)
【ショウコ】:あ、もちろん気絶程度にね。
でも何度も殴るけど(笑)
ちなみに変身はまだ解かないままでー。
【まほ子】:長話しながら、殴ってるみたいな(笑)
【義経】:(ギャル風に)「あれ、マジ最悪だよねー?」
ボコボコボコボコボコボコボコボコ(笑)
【GM】:……そんなショウコの身体は先の戦いで、満身創痍といえるほどにボロボロになっていた。
それをジッと見ている由衣。
【義経】:片桐に静かに声をかける。
「驚いただろう、ショウコは今まで、あの姿と力で影ながら戦ってきた」
【GM/由衣】:「…………」
【義経】:「人にあるまじき姿と力だ。私自身もそう思う。だが、これだけは忘れないで欲しい……」
【GM/由衣】:「…………」
【義経】:「どんな姿に変わろうと、どんな力を振るおうと、ショウコはいつだってショウコだった。それは今までも、そして今も、これからも変わらない。……それだけは、ショウコのためにも、分かってくれないか」
【GM/由衣】:「…………」
【GM】:義経の語りかけを聞きながら、由衣は無言のまま、ショウコを見つめています。
その姿を焼き付けようとしているかのような、熱を帯びた目でです。
【ショウコ】:気絶したのを確認してから、由衣の元へ戻るよー。
【義経】:天宮清掃員。
【まほ子】:わかってますよ。
みなまで言わないでください(笑)
【義経】:そうだな(笑)
なにかを察したのか、義経たちは先に階段を下りていた。
2人。
先ほどまで多くの者が混在し、戦いを繰り広げた、その場所には。
ショウコと由衣の、2人だけが存在していた。