誰がための命 本編2


【GM】:次に義経・優組にいきますね。
 どうします?


【優】:事務所出てすぐに、ネットや町中で噂を集めてみる。


義経】:こちらは伝承等を調べてみよう。
 妖怪として、記録に残っているかもしれん。


【GM】:では、2人とも情報判定を。


義経】:〈探索〉で(ころころ)……18だ。


【優】:〈交渉〉で(ころころ)……16。


【GM】:2人とも全ての情報が分かります。
 義経が分かったことは、
 8:大友学園近くの山には犬神の伝説がある。 10:犬神は3本の角を生やしており、住家である山に近付くものに雷を浴びせた。
 14:犬神と、目撃された3本角の犬の外見はまったく同じ。


義経】:なるほど。この現象は犬神か、犬神のせいにしようとしているモノの仕業、ということだな。


【GM】:優が入手したのは、
 6:野犬が出るのは、清涼学園(PCたちの学校)周辺と伝説のある山が中心。
 10:その山は昔、犬神が住んでいたという伝承がある。
 12:山では、10年ほど前に子供の遭難事故が起こっている。その事故がきっかけで、現在では立ち入り禁止になっている。
 15:最近では大友グループの関連企業が山を切り開き、開発を進めようとしているらしい。


【優】:パパもそれに関わってるの?


【GM】:重役ですから、聞き及んでるとは思います。
 直接携わっているかは不明ですが。


【優】:話してくれないんだ?


【GM】:そりゃー、守秘義務がありますからねー(笑)
 話す理由もないですし。


【優】:うーん、まーね。


【GM】:今日集められた情報は、それくらいです。
 オープニングのすぐに情報収集したなら、もう夜遅いですよ。


【優】:あ……門限が。


義経】:私も寮へ帰らねば……!


【GM】:残りは明日、土曜の放課後からですかね?


義経】:そうなるな。


【GM】:そこで、鉄子先生からの連絡があったことにしましょう。


鉄子先生】:うむ。


義経】:郷田教諭なら、なにか知っているかもしれないな。


【優】:数は多いほうがいいし、行ってみようか。