闇の憐れみ、光の裁き 本編3


【GM】:連絡はとれますね。


リュウヤ】:「……ということで合流しようと思う。どこがいい?」


【優】:「どうする?」


【ショウコ】:「甘味処か喫茶店でいいんじゃない? 情報収集でお腹も空いたし(衝動が溜まったの意味らしい)」


義経】:「……いいな」


リュウヤ】:分かった。


【GM】:では甘味処で。


リュウヤ】:かくかくしかじか。
 オレが集めた情報はすべて話す。


義経】:我々も今判定しよう。振り直してでも確実に情報を掴む。
 そのための甘味処だからな。


【ショウコ】:食べれば衝動も回復するしね(笑)


リュウヤ】:まあ、いかつい男がパフェとか食うのはなんだがな(笑)


【ショウコ】:というわけで、志帆について〈社会〉で(ころころ)……さっそく振り直しぃ〜(ころころ)……よし、15!


【優】:目標値も聞いてないのよ、ショウコ(笑)


【ショウコ】:しまった(笑)


【GM】:15なら全て分かりますよ(笑)
 8.現在はショウコたちと同じ2年生。ショウコとは中学時代からの友達である。
 11.清涼学園に入ってからは別クラスになった。2年に進級してからは口数が減り、暗くなった。
 14.同じクラスの生徒からイジメを受けているらしい。親や担任にも相談したようだが、解決された様子はない。


【ショウコ】:「や、やっぱり!」


義経】:「イジメを受けているとなると、恨みを抱いていてもおかしくはなくなるな」


【優】:「そのサングラスの女、わたしたちも会ったけど、浦上さんに接触するかもしれないわね」


リュウヤ】:「もしくはもう接触しているか、だな」


【ショウコ】:「そんな、志帆が復讐を……?」


【優】:「確かめようよ、本人に会ってさ」


義経】:「そうだな、多少強引だが確実なのはそれしかあるまい」


【ショウコ】:「よし、行こう皆!」
 あ、代金はリュウヤさんよろしくね(笑)


リュウヤ】:人にたかるな、自分で払え!(笑)


【優】:いや、わたしたち学生だしぃ(笑)


義経】:「私は払うつもりだが……最近、家計が苦しくてな(ボソリ)」(一同爆笑)


リュウヤ】:むぅ、時間もかけてられんし、今回は仕方ない。全員分払おう。


【ショウコ】:わーい(笑)


リュウヤ】:「まさか清涼学園生徒にたかられるとはおもわなかったぞ」


【優】:そこは……あれよ、探偵が聞き込みをしてるように周りに見せとかないと(笑)


義経】:他の高校だと援交に見えるだろうがな(笑)


【GM】:(無言で判定している)……おや?
 効果的成功。


【ショウコ】:なんの判定?


【GM】:いや、こっちのこと。ショウコたちには分からないから。


【ショウコ】:……ん、じゃ志帆んちに行きます。


【GM】:ショウコたちが店を出た後、ショウコたちが座っていたところの後ろの席にいた女性がクルリと出入口を振り返る。サングラスをかけているのに一目で美人と分かるほど整った顔立ちだ。


【GM/女性】:「ふふっ、すぐって言ったけど、ほんとにすぐだったわね。これも運命かしら?」
 悠然とコーヒーを飲み干し、女性は店を後にした。


【ショウコ】:あー、その判定か(笑)


【GM】:ええ、女性の隠密判定です(笑)