「マリア様が見てやがる」 個別オープニング〜鉄子


【GM】:最後に鉄子先生のオープニング。
 数日前のことです。


鉄子先生】:GM、無理して演出せんでもいいぞ?(一同爆笑)


【GM】:ご無体なこと言わんでください(笑)
 ここにも超遠大にして超深淵な伏線が……。


鉄子先生】:分かった分かった(笑)
 で、何があるんだ?


【GM】:鉄子のパソコンに一通のメールが届いているのです。


鉄子先生】:メール?
 開いてみるが。


【GM】:送り主はあなたと同期で、今は生物学――とくに寄生生物に関して――の研究室に所属する学者ですね。


鉄子先生】:ほう、内容は?


【GM】:『ついに発見した。これは恐るべき発見だ。実証は困難を極めそうだが、もし実証されたなら、人類……いや、この星の生命全てが震撼するだろう。時間が惜しい、追って連絡する。今は一刻も早く調べるべきだ』
 そんな感じです。


鉄子先生】:ふー、何言ってるか、分からんなー。


【GM】:どうも始めの説明をすっ飛ばして書いたようで、専門じゃないあなたにとってはチンプンカンプンですね。
 ただ、けっして大袈裟なことを言う人物ではないことは、保証できます。


鉄子先生】:「よく分からないけど、頭の隅くらいには置いておきましょうか。彼はハッタリを言うような人間じゃないし」


【GM】:こうして、一通のメールが鉄子先生の脳裏に強烈に印象づけられました。