『悪魔憑きは黄昏に舞う』リサーチ4


大衆食堂『豚常』にて




【GM】:さて、全員が外に出ると、街中でカルトロップ化した人々が殴り合ったり、破壊活動をしてたりしてますね。
その間をすり抜けて行こうとするのは可能ですが。
【シンジ】:まずは豚常に行って、おじさんおばさん(明美の両親)の安全を確認したいな。
【GM】:豚常に行くと、おじさんおばさんは無事です。
シンジの姿を確認するとすぐさま駆け寄って来て…
「シンジくん!明美が…明美が!」
明美が数人の男にさらわれたことを話します。
【シンジ】:おじさんおばさんは、たしか悪魔憑きのことは知ってたはずだから…今回のいきさつを話しますよ。
【GM/おじさん】:「そうだったのか…私たちは、ワクチンを接種してしまったよ。」
【シンジ】:「明美は任せて下さい。かならず助けます。」〈魔種吸引〉を…
【GM】:〈魔種吸引〉するんですね?
【シンジ】:う…嫌な言い方だなぁ。
【先人】:〈魔種吸引〉ならセラフィムがやらないのデスカ?
【シルバ】:まっさきにやってもおかしくないな…なにかあるのか?
ジョジョ】:GMがなんかルールブック開いてるぞ。
【GM】:〜♪(鼻歌まじりに基本ルールブックの70Pを開いている)
【シンジ】:…ん〜じゃどうすれば…「エレナ、なにか分からないかな?」
【GM/エレナ】:「ごめんなさい、わたしにも…」…あ゙っ!
【シルバ】:どうした、GM?
【GM】:渡部が〈魔種吸引〉について話してなかった…。シナリオ記述が2ページ分あったの、忘れてた。
【一同】:………。
【GM】:………。
【一同】:GMううぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜!?
【GM】:すんませ〜ん!(平伏)巻き戻しを要求する〜〜!!(爆笑)
【シルバ】:ええい、やれやれ!(笑)




(リサーチ3のシーンまで戻して)
【GM/渡部】:「ああ、そうそう。今回散布したのは確実に寄生するように特別に調整したものでね。〈魔種吸引〉すれば後遺症が残ることになる。」
【一同】:!!
【GM/渡部】:「今回の寄生体を取り除くには…これが必要なのだよ。」
片手で小瓶をつまんで見せる。
「今回の寄生体を体外に出すための…言わばワクチンというわけだ。」




(再び、現在のシーン)
ジョジョ】:なるほど、これでは乗り込むしかないな。
【まほ子】:そういえば…エレナさんは連れて行くんで…
【GM】:(突然叫ぶ)あ゙あ゙っ〜〜!?
ジョジョ】:今度はなんだ、GM!
【GM】:エレナを連れて来いと言うのを(以下略)
【一同】:GMううぅぅぅぅぅぅっ!?
【GM】:やり直しを要求する〜〜〜〜〜っ!!




(再びリサーチ3のシーン)
【GM/渡部】:「もっとも、3人とワクチンを渡すには条件がある。…“女王種”であるエレナくんを引き渡してくれたまえ。」
【シンジ】:…GM、もしかして渡部とモニター越しに会話できるの?
【GM】:ええ…もしかして…気付いてませんでした?
【シンジ】:気付くわけないでしょう!あの描写だけじゃ!?(笑)
【フェイト】:会話できるんなら、もう少し対応が違ってたんですが!?(笑)
【GM】:か、重ね重ね申し訳ない…(一同爆笑)
ジョジョ】:錆び付いたな、GM(笑)
【GM】:うう…。
【シンジ】:なら渡部に言う!
「エレナを…どうするつもりさ?」
【GM/渡部】:「我々の研究を完成させるためにいろいろと調べあげ、実験させてもらうことになる。」
【フェイト】:「そうやって何人の人を…!」
【GM/渡部】:「人類の進歩のための尊い犠牲だよ、必要なものだ。」
【シルバ】:「ふん、分かりやすい狂い方だな?」
【GM/渡部】:「我々にとっては褒め言葉だよ、シルバくん。きみたちのことは調べがついている。それは奥の3人を連れて来たことからも分かるね?」
ジョジョ】:「充分にな。」
【GM/渡部】:「結構、では囚われの者たちと世界を救うため、来たまえ。歓迎の準備をして待っているよ?」




(3たび現在)
【シルバ】:…もうやり忘れた事はないな、GM?
【GM】:OKです(笑)
【シンジ】:それなら、おじさんおばさんには何もせずに、ここで待つように言うよ。
【GM】:従いますね。
【フェイト】:改めて…大友ですね?
【一同】:(頷く)