「ヒトモドキ」リサーチ7〜丈二


下水道内にて/7


【GM】:では次は丈二のシーンです。状況としては、下水道に入った直後です。
【丈二】:シーンの同行者として、チエと正には自動登場をお願いしたいのですが…
【チエ】:もちろん登場っ!
【正】:俺もいいよ。ここで消えるのは不自然だしねぇ(笑)
【GM】:はい、わかりました。エスを探すなら、目標値12で知覚判定をどうぞ。
【丈二】:(ころころ)…13で成功ですね。
【チエ】:(ころころ)…あたしも13で成功!
【正】:俺に知覚判定なら(ころころ)…18で成功だぁね。
【GM】:では全員、足跡などの手掛かりを追っていくことができます。
【丈二】:追いながらチエに言いましょう。「チエさん、また危険な事に関わろうとしてますね?
あなたは普通の学生として、生活してください。江川警部からも、そう言われているのですから。」
【チエ】:「あたしだってそうしたいよ。でも物騒な事件が起こって、それに魔物が関わってるなら、ほっとけないんだ。エスちゃんが事件に巻き込まれたら、由衣ちゃんだって悲しむんだよ。」
【丈二】:「…ならエスさんの安全が確認できたら、家に戻ってください。事件は私たち死霊課が解決しますから。」
【チエ】:「…わかった。」
【GM】:2人が話しているうちに、手掛かりが消え、目の前に昇降ハシゴが見えます。
【正】:「お2人さん、ゴールに来たみたいだぜ?」
【丈二】:「2人は私の後に…」ハシゴを上ります。
【正】:丈二に続くぜ。
【チエ】:あたしも。
【GM】:ハシゴを上り、出口のふたを開けると、なにかの地下施設らしき場所に出ました。
あたりにはフラスコやカプセルなどが並び、研究室を彷彿とさせます。
部屋の奥にはひときわ大きい、高さ3mほどのカプセルが3つ続けて設置されていて、そのそばでエスが寝ています。
【チエ】:じゃ、エスちゃんのとこに行きます。
【正】:エスはチエちゃんに任せるとして…机とか資料が置かれた台とかないかな?
【GM】:手帳とパソコンが置かれた机が近くにありますね。
【正】:なら、それを見ようかね。判定はいるんかな?
【GM】:いえ、必要ないです。
パソコンには生物兵器についての研究記録、手帳のほうは日記ですね。
【丈二】:日記…ですか?
【GM】:はい。事細かく書かれているので、読むには多少時間がかかります。
【チエ】:エスちゃんを起こすよ。「エスちゃん、エスちゃん。」
エス】:「ん…チエお姉ちゃん?どうしたの?」
【チエ】:「ここがエスちゃん家?こんなとこで寝てたら風邪ひくよ。」
エス】:「うん、ここがエスたちの家。…でも誰もいないの。博士も…。」
【チエ】:「博士…?」
【GM】:チエがそう問い掛けた時、チエとは反対側に位置する、入口らしきドアが破壊されます。
【丈二】:!
【正】:いやな予感がするねぇ…。
【GM】:煙がもくもくと上がる中、現れたのは数人の特殊部隊のようなスーツと軽機関銃武装した者たち。それを指揮するのは、黒服にサングラスのSP風の男。正のオープニングに出て来た男のようです。
【正】:「あんたは…!」
【SP風の男】:「その子…エスを渡してもらいましょう。」
【GM】:男がそう言ったところでシーンエンド。