わたしのかえるばしょ1

時間がないっ時間がないっじ・か・ん・がな〜いっ!(《アニメじゃない》の節で)
さー、今日はもう22日だー。
急いで書くぞ―!!(変なテンションで)




〜PC紹介〜
〔安野 シンジ〕14歳・男
共生生物がウォーコイトの中学生。綾〇レイそっくりのミレイ人形を連れ歩く、フィギュアマニアの、りっぱなひきこもり。前回から、1人の少女と同居生活を開始。


〔白銀 シルバ〕25歳・男
共生生物クレイモアを宿すバウンサー(用心棒)。なぜかシンジをたくましくしようと、事件にひきずり回す。が、単に面白がってるんじゃないか、という疑惑が浮上中(笑)


〔城島 ジョセフィーヌ〕1歳・オス
ショーテルを共生生物として宿すハムスター。通称“ジョジョ”であり、通称以外で呼ばれると怒る。元ペットの野良で、宿敵“ディオ”を倒すべく、日本にやって来た。


〜オープニング〜
●「数匹の動物の悪魔憑きたちが1人の少女の指示の元、3人の男の命を狙っているらしい。
その真偽を調査し、解決してもらいたい。」
ジョジョは、以上のような内容の、動物の悪魔憑きたちの組織「リベルタ」からの依頼を受ける。
今回はセラフィムとも連携して動いているため、そちらのメンバーと合流することに。


セラフィムへと向かったジョジョは今回のメンバーであるシルバと合流した。


【シルバ】:誰かとおもえばジョジョか。いつもの顔触れだな。
ジョジョ】:それはこっちのセリフだ、シルバ。


●朝、閉じようとする瞼を擦りながら目覚めたシンジは、いつもと違う違和感に気付く。
違和感の元はすぐ隣りに“いた”。
いつの間にかエレナがベッドに入り込み、寝息をたてていたのである。


【シンジ】:なんだ、エレナか。びっくりした…って、なんでキミがここにいるのさ!?(ノリツッコミ)
【エレナ(NPC)】:…ん。シンちゃん、おはよ。
【シンジ】:うん、おはよう…ってだから!
【エレナ】:…さびしかったから。いけなかった?
【シンジ】:当たり前だろ!


そんなこんなで、朝食。
シンジを起こしに来た明美や、いつの間にか現れたシルバとジョジョも加え、期せずして賑やかな食卓となった。




〜シナリオ本編〜
明美に引っ張られるようにエレナと共に登校したシンジ。
しばらくぶりに登校した彼に、親しげに…いや馴々しく話しかける生徒が1人。
その生徒の名は〔犬飼 徹〕。
成績優秀、スポーツ万能、クラス委員なども多数勤める、絵に書いたような優等生である。


【犬飼(NPC)】:(わざとらしいくらいにさわやかな口調で)やあ、シンジくんおはよう!
今日もさわやかな朝だねぇ、はっはっは!
【シンジ】:(歯切れ悪く)ああ…うん…。
【犬飼】:しかも今日は女子2人と登校とは、両手に花じゃないか!
うらやましいなぁ、はっはっは!
【エレナ】:………。(うっとしそうに犬飼を見ている)
【犬飼】:皆も心配しているからね!
シンジくんもぜひ、学校に来てくれ!それじゃ!(去っていく)
【エレナ】:…あの人、なにかイヤ…。
【シンジ】:うん…、僕も好きじゃないよ。
明美NPC)】:うーん、なんかうさんくさいのよね―。


言うようにシンジは犬飼が嫌いだった。
1年の頃、クラスメイトに苛められていたシンジを遠目に、クラス委員でありながら見ていただけだったから。
今思えば、苛められているシンジを見て楽しんでいたのかもしれない。
その頃、明美は別のクラスだったし、彼女にも誰にもそのことは話していない。
3人が共通した感想を語り合っていると、そのうちにHRに。
だが、今日の担任は険しい顔で、1人の生徒の入院を告げる。
生徒の名は〔富野 哀〕。
シンジたちのクラスメートであり、多少なりとも交流のあった少女だ。
詳しい容態を聞こうとしたシンジたちだが、その途中で悟ってしまった。
容態が芳しくないことは、担任の険しい顔が如実に表していたからだ。




(続く)