忍び寄る影・その1

今回は日にちを前倒しでレポート。
つまりは、これ書いてるのが10日以降ということ(爆)




〜PC紹介〜
〔安野 シンジ〕14歳・男
共生生物がウォーコイトの中学生。綾〇レイそっくりのミレイ人形を連れ歩く、フィギュアマニアの、りっぱなひきこもり。前回から、1人の少女と同居生活を開始。


〔白銀 シルバ〕25歳・男
共生生物クレイモアを宿すバウンサー(用心棒)。なぜかシンジをたくましくしようと、事件にひきずり回す。が、単に面白がってるんじゃないか、という疑惑が浮上中(笑)


〔城島 ジョセフィーヌ〕1歳・オス
ショーテルを共生生物として宿すハムスター。通称“ジョジョ”であり、通称以外で呼ばれると怒る。元ペットの野良で、宿敵“ディオ”を倒すべく、日本にやって来た。




〜オープニング〜
セラフィム事務所が入っているビルの1階にある大衆食堂「豚常」。
そこの新メニューの試食に呼ばれた2人+1匹+1人(NPCの探偵、悪魔憑きではない)。
なお、今回の新メニューは店主の娘であり、シンジの幼馴染みの〔鳥居 明美〕が作ったそうな。


明美NPC)】:どう、今回のは?けっこう自信あるんだけど。
【シンジ】:明美…トンカツとかウドンはパフェに入れるものじゃ、ないと思うんだけどさ…。
【シルバ】:そうか?なかなか旨いぞ(モリモリ食べている)
ジョジョ】:(探偵のポケットから)そうだぞ、シンジ。好き嫌いしてたら、強くなれないぞ。
【シンジ】:別に強くならなくていいですよ、ジョセイフィーヌさん。
ジョジョ】:おれのことはジョジョと呼べと言っているだろうが。…あとで転がす。
【シンジ】:………!


なごやかに試食会が終わり、食後の茶を待っているシンジたち。
探偵の方はというと、なにやら怪しげな雑誌を真剣に読んでいる。


【探偵(NPC)】:うーん、最近のやつは発育がいいなー。何食ったら、こんなんなるんだか…。
【シルバ】:なにを読んでいるんだ?
【探偵】:「月刊タ〇ロ」
【シンジ】:いかがわしい本じゃないですか、こんなところで読まないでくださいよ!
【探偵】:まあ、そう言わんと(シンジに手渡す)
【シンジ】:え?(反射的に受け取ってしまう)
明美】:(お茶を持って来ながら)なに読んでるの?
【シンジ】:な、なんでもないよ!
明美】:気になるじゃない、見せてよ。(雑誌を取ろうとする)
【シンジ】:面白いものじゃないから…あ(取られたらしい)
明美】:(取った時にあるページが開く。それを凝視)…………。


しばしの沈黙が流れたあと。
明美は気絶した。
なにごとかと雑誌をめくったシンジたちは、自室で着替え中の明美の写真(目線の修正はあり)が載っているのを発見する。
とりあえず明美を自室のベットに寝かし、その横で実証検分を行った。
その結果…


∴隠しカメラ等の細工の跡はなかった。
∴小動物の足跡などもなし。したがってショーテルなどが犯人ではない。
∴手口からして、おそらくはファランクスの犯行と思える。


などが判明した。
ちょうどそこにセラフィムからの仕事の依頼が。
セラフィムの依頼もまた同じく、盗撮に関する調査であった。
支部長の高坂いわく…


∴最近、盗撮などの被害が急増し、商業誌でない盗撮雑誌がネットでやりとりされているらしい。
∴通常ではありえないような位置から撮られており、悪魔憑きが関係している可能性が高い。
∴雑誌に掲載されている女性(被害者)は全員大友市在住であり、犯人も大友市にいる可能性が高い。


とのこと。
1人25000円の報酬で盗撮事件の調査を引き受けたシンジたちは、さっそく雑誌の出所を探ることにした。




(続く)