6月後半その2

洞窟でクルドたちを待ち受ける謎の狼。
その正体は…


【チムチム】:昔、マムマムの群れにいた〔カトー〕!
【カトー(NPC)】:その通りだ!貴様が群れに入ってから、マムマムは貴様のことばかり!
長年、マムマムと共にいたのは俺だというのに!
【チムチム】:マムマムが言ってたぞ!
「カトーはしつこい」って!(一同爆笑)
【カトー】:貴様…!今日こそは新しく手に入れた力で、マムマムを取り戻す!いでよ、狼オウ!!
【サミクラウス】:…あの2人、なにを言い合っているんでしょうか?
クルド】:さあな、バウバウとしか聞こえねぇし。
【リーナ】:狼語はまだ習ってないですぅ。


チムチムとカトーは狼語で話し合っているため、クルドたちは蚊帳の外であった(笑)。
カトーの叫びと共に、金属でできた4足獣型のゴーレムが大地を割って出現する。
ゴーレムに乗り込むカトー。
さらに同タイプのゴーレム“狼ロウ”も出現。
戦闘となった!


【GM】:いくぞ、狼オウダブルパンチっ!2D+35…
クルドのPL】:+35の2回攻撃!?正気か、GMーーー!!


…まあ、なんとか勝利する。
気絶しているカトーともう一匹の狼〔ヤス〕をふん縛り、裏山を下りるクルドたち。




●学園に到着し、一息ついたクルドたち。
チムチムが別用でいなくなった後、ふと撃退側の様子を見ると、そこにはアイリーンの姿が。
疲れも忘れ、駆けて行くクルド
先生からも手伝いを頼まれたサミクラウスとリーナがそれに続く。
かくして、シナリオを2本?こなすこととなった。




●撃退すべきはカエル。ただし殺すと後始末が大変なので、虫捕り網での捕獲作業となる。
クルドたちに向かってきたのは、200匹。
ホーリーウエポン〉や〈バッシュ〉を駆使して捕獲していくが、数が多く、捕獲しきれない。
ダメか…そう誰もが思った瞬間。
虫捕り網を持ったチムチムが登場。
このターンで決着をつけるべく、全員が勝負に出る。


【チムチム】:クリティカル!35匹ゲットだぞ!
【GM】:あと44匹!
クルド】:うりゃあ!18匹!あと26匹!
【サミクラウス】:〈バッシュ〉込みで…少し低い、15匹!
【リーナ】:あと11匹…えい!(ダイスを振る、片方の目が1)
【GM】:まだ回ってるな。これは失敗したかな?(にやり)
【リーナ】:(回転が止まる、出目は4)5+6の…11匹!


すぽーん!
ジャストで全捕獲に成功。
こうしてクルドたちは、1日で課題2つこなすという、怒濤の機動力をアピールする結果となった。




〜エンディング〜
●チムチムの部屋にて。


【カトー】:く、ここは…。
【チムチム】:目、覚めたか!カトー!
【カトー】:く、なぜ傷の手当を!?人間に飼われている者の施しなど受けん!
【チムチム】:チムチム飼われてないぞ。チムチムとマムマムは好きなように生きてるだけだぞ。チムチムたちは自由なんだぞ。
【マムマム】:そうよ、カトー。
【カトー】:マムマム…。
【マムマム】:わたしもチムチムも今幸せよ。
わたしは、この子がわたしを必要としなくなるまで、一緒にいるわ。
【カトー】:…(部屋を出て行こうとする)。
【チムチム】:待つんだぞ、めし一緒に食うだぞ。(皿いっぱいのにくを持ってくる)
【ヤス】:アニキ!これウマイっすよ!
【カトー】:やめろ、野生の誇りはねぇのか、おめえにゃ。
【ヤス】:アニキ!どうしたんすか!?なにキレテすんか!?
【カトー】:(ヤスに無言でヤクザキックを浴びせた後、部屋を出て行く)
【ヤス】:ま、待ってくださいよ〜アニキ〜!(カトーのあとを追う)




●街の外の平原にて
【ヤス】:アニキもどうっすか?マジうまいっすよ!
【カトー】:うるさい、黙って食え。
【ヤス】:ういっす、アニキ!(もぐもぐ)
【カトー】:(にくを一口だけ千切り、食べる)…ふん。




〜ワシの感想〜
キャラ立ってるなぁ、狼(笑)
こんな頭のいいのも、人間くさいのも見たことないっすよ、アニキ!(三下口調)
さすがはGMのだんなですぜ、げーへっへっへ!!(三下演技が楽しくてしょうがないらしい)(そして3秒後に主人公に瞬殺される)