折尾コンベンションにて〜ブレイド・オブ・アルカナ3rd

今日はアリアン学園をやったんで、そのレポートを書くのが普通ですが。
今回は変則的であるものの、昨日の《ブレイド・オブ・アルカナ3rd》の続きを書きます。
日にちが飛ぶと分かりにくいので。
脊髄反射で書いてるように見えて、いちおう考えてますですよ?




〜シナリオ本編〜
●最前線にて、戦況の確認と負傷者の手当をするニノ。
そこでオークの捕虜となっていた吟遊詩人から、オークの王〔ゲーマルク〕は吟遊詩人を探しているらしいという話を聞く。
その話を聞いたニノは、自分が抱いていた予感の正体を知った。
オークたちは大陸の端から端までを雑巾でもかけるかのように侵攻している。
この戦力を1点に集中すれば、簡単に南を侵略可能であるにも関わらず。


●その日の夜。
ゼドはガイリングⅡ世に呼ばれ、主の部屋を訪れた。
そこでゼドはガイリングから、紋章が施された印をもらう。
それは、ガイリングが認めた精鋭しか持つことの許されぬ物だった。
ガイリングは印を渡すと“民のために剣を振るうこと”、そして“自分が民に剣を向けることがあれば、迷わず斬ること”を約束させる。
突然のことに戸惑いを隠せないゼドだったが、やがて決意の表情で誓った。


●その頃、覇王剣は自室で調べ物をするニノと会い、自分の正体(魔剣であること)を明かす。
そして20年前の自分の主が、オーク王の探す吟遊詩人であること。
その吟遊詩人の行方は分からないことを語る。


●翌日。
ついに連合軍はヘレン・ベルクフリートに到着。
疲弊の激しい連合軍に対し、オーク軍はその数にて押し潰さんと進軍してくる。
後がない連合軍は、少数にて砦へ侵入、オーク王ゲーマルクを討ち取る作戦に出る。
それは作戦とも呼べない、無謀な賭けであった。




〜クライマックス〜
交戦状態となった両軍をすり抜けるように砦へ突入する覇王剣、ニノ、ゼド。
3人は砦の最上階にて、ゲーマルクと対決する。
持てる力全てを振り絞り、何度も崩れ落ちそうになりながら、3人はついにゲーマルクを倒す。
なぜ詩人を探していたのか尋ねるニノ。
息も絶え絶えにゲーマルクは答える。


伝説の英雄、“金色の外套王”アインハルト。
アインハルトが人間にとっての誇りであるように、自分もオークの英雄、“黒泥王”ゲーマルクとしてオークたちの誇りと、希望となりたかった。
その伝説を歌う詩人は、少年の頃に出会ったあの詩人しかいない、と思ったと。


そこまで語るとゲーマルクは砦の外へと身を翻し、戦っているオークたちに労いと檄を飛ばす。
誇り高きオークの王は3人に振り向き。


人間ごときにトドメなど刺させん


と言い残し、砦の最上階から地上へと身を投げ出した。
その後、戦いは連合軍の勝利に終わった。




〜エンディング〜
●奪還されたヘレン・ベルクフリートにて、2人の王から英雄と称えられた3人。
特にゼドは悲願であった家の再興が実現し、喜びのあまり涙が流れるのを禁じ得なかった。


●謁見の後、アンセル王子から友人として礼を言われるニノ。
だが、ニノは王子から闇の気配が漂うのを感じていた。
後になって考えれば、戦場に漂っていた聖痕は連合軍…それも王子が指揮していた部隊の方に向かっていたのでは……。


●静けさを取り戻したヘレン・ベルクフリートの屋根に立つ1人の一介の騎士。
騎士は1振りの剣を鞘から抜き、天へと放り投げた。
剣は意志を持っているかのように天へと上り、同じようにいずこかの地にある丘に突き刺さる。
自分を必要とする主に巡り合わんがために。




〜ワシの感想〜
時間的にかなり押した状態でのセッションだったので、駆け足気味だったのが残念でした。
もう少し他のPCとも絡んだ演出がしたかったんですが(笑)
今回はセリフ無しでレポートを書いてみましたが、どうでしたか?
ワシとしては、悪くはないっぽい気がしますが(笑)