飯塚…と見せかけて、折尾コンベンションに行く。

今日はコンベンションに行こうと思い、TRPGガイドを調べると飯塚と折尾、そして博多で行なわれているらしい。
「まあ、でも近場だよね、やっぱり」
そんな理由もあって、朝9時に電車に乗り、折尾へ向かう。
15分ぐらいで着くから間に合うぜ、とか思ったら途中で謎の1時間停車。
10分か20分ならともかく、ワシもさすがに顔面蒼白。
会場に着いた時には、すでに卓分けまで終わり、キャラ作成に入っていた(泣)


唯一空いていたオリジナルシステムの卓に入れてもらえたので、「このまま帰宅」という寂しいオプションをとらずに済んだ。
で、セッションの内容はというと。
…微妙。
テストプレイというのは始めに聞いていたので、まだ良かったが。
正直ゲーム的な完成度はまだまだ全然だった。
特に、このシステムならでは、ってウリがないように感じた。
どこにでもあるシステムだよね、みたいな。
頑張っていただきたい。それ以外のことってワシが言えることじゃないし(無責任)


その後の後半は《ブレイド・オブ・アルカナ3rd》にPL参加。
PLがワシ含めて3人しかいなかったため、ガチに強く作る。
では簡単ながら、ダイジェストばりのプレイレポートを書いてみます。




〜イントロダクション〜
時は西方歴1068年。
北に住む闇の眷属「オーク」が南へと侵攻を開始。
南では2つの王国が争っていたが、オークという共通の敵を前に、一時休戦および同盟を結ぶ。
目指すはオークの撃退と、15年前に奪われた砦「ヘレン・ベルクフリート」の奪還。
それはかつて砦を守ろうと戦死した兵士の子孫たちにとって、長年の悲願であった。




〜PC紹介〜
PC1〔覇王剣〕?歳・男
意志を持つ魔剣であり、力を必要とする者の前に現れる。20年前は放浪の吟遊詩人、現在は一介の騎士を主としている。


PC2〔ニノ〕24歳・女
貴族の子女にして、軍師の才を持つ。南の王国の1つ「エステルランド」の〔アンセル〕王子の友人として彼に助言をしている。過去のトラウマから、戦争を極度に嫌っている。


PC3〔ゼド・マーカス〕27歳・男
ワシのキャラ。
南の王国の1つ「ブレダ王国」に仕える下級騎士。15年前の戦いで、先祖が戦死したのをきっかけに家が没落。砦奪還を心に誓っており、子孫たちのまとめ役となっている。




〜オープニング〜
●覇王剣
20年前、まだ主が放浪の吟遊詩人であった頃。
主が、あるオークの少年に頼まれ、歌を歌った。
聞き終えた少年は満足した様子で「おまえは素張らしい吟遊詩人だ。今度会う時は詩人たちに歌われるほどの英雄となろう。その時はおれの歌を歌ってくれ。」と言って去っていった。
その時の少年の、愚直なほどにまっすぐとしたまなざしを、覇王剣は忘れなかった。
そして現在。
黒い雲に覆われ、日の光すら射さない空から一振りの剣が一人の騎士の前に降ってくる。騎士は剣を手にとり、戦場へと駆け出した。


●ニノ
エステルランド陣営にて、軍議に参加していた。オークの侵攻図を見たアンセル王子が、ふと「嫌な予感がする」と不安を口にする。
同じ予感にとらわれたニノは予感の正体を調べ始める。


●ゼド
一方のブレダ王国でも軍議が行なわれ、ゼドも参加していた。
主である〔ガイリングⅡ世〕が兵士全員を鼓舞。
15年の悲願達成を胸に指揮は高まっていく。




(続く)