5月後半その2

競技への準備を終えたクルドたちは情報を求め、学園内を駆け回った!




●文化部練にて
クルド】:部長!部長は何組でありますか、でぇす!
【部長(NPC)】:C組だが…なるほど、情報だな?いいだろう、私の質問に答えられたら与えてやろう。なに、部員なら当然答えられる程度のものだ。
クルド】:おすっ!
【部長】:「架空の妹と実在の妹、どちらが真の妹であるか!?」
クルド】:どちらも真の妹であります!!
【部長】:その通りだ!その調子で精進するのだ!マイ・ラブ・シスター!!
クルド】:マイ・ラブ・シスター!!
【サミクラウス】:………。(あまりの光景に絶句している)
【部長】:2ーCの教室に行ってみるといい。1人いたはずだ。




●2ーC教室
【上級生(NPC)】:あら、C組の人?…ならあたしの条件は、この教室に仕掛けられたトラップをかわしながら、あたしのところにたどり着くことよ。頑張ってね。


トラップ関連の能力を伸ばしていなかったクルドたちは、トラップの配置を読み違えたこともあり、最後の最後で落とし穴に落ちてしまう。


【上級生】:はい、残念。「覗き部」の隠し部室にも1人いたみたいだから、行ってみたら?




●「覗き部」隠し部室
【戦士風の男(NPC)】:ふ、兵共が夢の跡…か。
【リーナ】:あの〜、私たち、宝の情報が欲しいのですけどぉ〜。
【戦士風の男】:ん、お前たちか。
【チムチム】:おまえ、この前(4月後半参照)戦ったやつだな!
【戦士風の男】:その通りだ。(ニッと笑い)俺の条件は、俺との戦いに勝つことだ!
クルドたち】:!!(武器を構える)
【戦士風の男】:ただし!
クルドたち】:?
【戦士風の男】:…トドメはさすなよ?(一同爆笑)


戦闘描写は省略させていただきたい。
とにかく、戦いに危なげなく勝利したクルドたちは、情報を入手。
あと1個と宝へリーチをかける。


【戦士風の男】:他の生徒か?たしか3年のところにもいたみたいだが。
【サミクラウス】:ありがとうございます、回復しておきましょう。
【戦士風の男】:ありがたい。…初めて見る顔だ、編入生か?
【サミクラウス】:はい、サミクラウスと申します。
【戦士風の男】:この学園での生活、楽しんでくれ。サミクラウス。
【サミクラウス】:はい!




●3年教室練
各自の進行状況を校内アナウンスが伝える中、3年教室練にたどり着くが。


【先輩(NPC)】:あ、惜しかったねキミたち。もう他の生徒に情報あげちゃったんだよね。
【先輩】:職員室には行ってみた?時々、ボクラ2年の担任が情報を持ってる時があるんだよ。




●職員室
【2ーC担任(NPC)】:あら?どうしたの、こんなところに?残念だけど…情報なら今年は持ってないわ。
【2ーC担任】:そういえば、中庭にも1人いたと思うけど。




●中庭
中庭に向かったクルドたち。
そこで彼らは信じられない光景を目にする!


【サミクラウス】:人が、死んでいる!?




(続く)