レッツ!飯塚コンベンション!

今日は飯塚コンベンション1stにおじゃましてみる。
そこはかとなく、道に迷いつつ会場に到着。
会場の扉を開けると、いきなり見知った顔に出くわす。
な、なぜここにオマエたちが!?
…どうやらサークルメンバーの中の数人が開いたコンベンションらしい。
大学でサークル活動していると聞いてはいたが、まさかコンベンションまで開いていたとは。


ぬふぅ、はかってくれたのう(山口貴由風に)



で、今回はシステム初挑戦の《異界戦記カオスフレア》の卓に入る。
GMは今回初めてGMをするらしい。
そういえばPLにも一人、TRPG初心者がいるな。
よし、ここはTRPGやGMの楽しさを味わってもらうべく、ワシや他の面子で盛り上げていかねば!
そんな意気込みで、はりきってセッションにのぞんだのだが。
…結論から言うとセッションは大失敗だった。
しかもワシのPC以外、PCもNPCも全滅という最悪のバッドエンドで。
こんな悲惨なセッションは久しぶり…というか、初めてだ。
ワシのTRPG人生でも文句なくワースト1に入る。
原因はPL、GM共にかなりある。
その前に、今回のセッションの要約だけ書こう。




舞台はある戦争中の国。
その国の精鋭部隊を指揮する〔バロート(ワシのPC)〕、その部下の聖戦士〔キリヤ(TRPG初心者のPC)〕と巨大ロボット乗りの〔レナス(NPCヒロイン)〕。
彼らがいつものように敵軍と戦っていると、後ろからミサイルが飛んできて大爆発。
3人はどこかへ吹っ飛ばされる。


一方、多次元複合企業‘ネフィリム’よりあるレジスタンスの内部調査を命じられた女捜査官〔タケダ(PC)〕はさっそくレジスタンスの本拠地へ。


爆発によって飛ばされた3人は、偶然にもレジスタンスの本拠地近くに落下。
意識を失っていたところを、レジスタンスのリーダーであり、昔はバロートの戦友であった〔ジグルヤンド(PC)〕に助けられる。
意識を取り戻した3人は、爆発の原因を調べつつ、合流や情報交換を行う…はずだった。
だった、というのはPC全員が顔を合わせたのは、クライマックスの戦闘の時だけだったため。
…基地に新人隊員として潜入していたタケダとは一回も合流できなかったからだ。
ちなみに他のPCもタケダとは合流してない。
さらに、タケダがキリヤにちょっかいをかけ、それにレナスが嫉妬するという、修羅場なシーンが展開された後にGMシーンでレナスが不満をひとひごちる描写があり。
次のシーンにおいて、レナスがご乱心。
自分の機体に乗り込んで、基地ごとタケダやキリヤたちを吹っ飛ばそうとする。
そしてラスボスとの最終戦闘へ。
敵側を表すマーカーが2つあることから、敵はレナスの機体のみ、と読んだワシはレナスを説得するべく、口下手なキリヤ(TRPG初心者のPCだから仕方ない)を上手くサポートできるようなセリフを準備していた。
その時。


【タケダ】:レナスを攻撃します。
【一同】:Σ(゜□゜)


場が凍り付いた。
わしの思考もフリーズした。
タケダとしてはキリヤがどうとかではなく、ただ単に任務の邪魔だから手っ取り早く片付けたかっただけらしい。
ともかく、この心ない攻撃でレナスが完全にぶちキレ。
その後は描写するのも嫌になるほどの、凄絶な殺し合いの果て…
レナスまでもラスボスと化し、自爆。
キリヤたちと心中した。
唯一、範囲外だったバロートを残して。




…悲惨だ、今思い出してみても悲惨すぎる。
PL側の原因としては…
1.早い段階で合流できなかった。
2.情報を引き出せなかった。
3.タケダの暴走を止められなかった(止めなかった?)
4.レナスのフォローをしなかった(これはワシの責任ね)


GM側の原因は…
1.システム初心者が3人いるのに、ゲームの説明がほとんどなかった。
2.ラスボスの目的がさっぱり描写されなかった。
3.レナスの人物描写などがあまりされてなかった(レナスの性格が今だにさっぱり分からん)。
4.ラスボスの存在が最終戦闘にて明らかに(所属が違いすぎ、ときにはお互いに対立する立場にあるPCが主役のこのゲームで、共通の敵ダスクフレア(ラスボス)を倒す以外に団結できる要素がない)。
5.タケダの暴走を止められなかった(初心者GMには酷かもしれんが)



原因はさまざまあるが、一番の原因はタケダですな、やはり。
なるほど、卓に1人でも〇〇〇〇がいるとTRPGはできんということだな。
ワシも反省点が多々あるし、今回のことを教訓として生かせばよいか…な?