デモパラ・ガチ講座〜AAS〜


 サプリメントディアボロス・ユニオンには、悪魔憑きに対抗しうる戦力、AASが追加されている。
 AASとは、人間が装着して使用するパワードスーツのことで、もちろん装着者をPCとして作成することも可能。
 今回のガチ講座は、そんなAASの特徴と傾向を踏まえた戦いかたを検証していく。


 AASの特徴は、以下の3つである。


【暴走しない】
【タフである】
【別ルートの特殊能力を経験点で買える】


 それぞれについての具体的に説明すると……。




【暴走しない】


 他の生物に寄生されている悪魔憑きと違い、AASには衝動の代わりに負荷というデータがある。
 この負荷は機械によるものであるため、たとえ限界を越えてもAASが使えなくなるだけである。
 つまり、死亡以外のキャラロストがないのだ。
 なので、わりと気楽に振り直しや特殊能力の使用ができるといえる。


【タフである】
 この特徴は、兵装(特殊能力を内蔵した装備)である〈基本兵装〉の存在によるもの。
 兵装1つを使用不能にすることで、負荷や電力(エナジーの代わり)を大幅に回復する。
 つまり、兵装の数だけ回復できるため、成長すればするほどタフさは増していくのだ。
 攻撃を諦め、盾役に徹する覚悟さえ決めれば、AASは見事にその役目を全うしてくれるだろう。


【別ルートの特殊能力を経験点で買える】


 兵装はアイテムの一種であり、AASの装備だ。
 それを再現するため、AASは経験点さえ払えば、隣り合う成長ルートの兵装を搭載(取得)できる。
 言ってみれば、悪魔憑きの共生武装のようなものである。
 この特徴により、5レベルまでは経験点のある限り、全ての兵装が取得可能になっている。
 これは汎用性と〈基本兵装〉の回復量に直結しているため、AASを使う際には成長も先を見越した計画が必要になってくる。
 基本能力が低いこともあり、経験点のやりくりは悪魔憑き以上にシビアになるかもしれない。




 以上を踏まえた上で、結論。
 AASは基本能力が低いため、固定値を底上げしての、堅実な戦い方をすべし。
 また、兵装を使ったサポートやペナルティーを与えるなどの変則的な戦いが望まれる。