デモパラ『その手』シリーズ第4話 エンディング2


【シンジ】:「……っ!」
 思わず受話器を握り潰します。

【GM】:では、それで電話はきれます。石黒は、そのやりとりを見ても淡々とした態度を崩しません。

【GM/石黒】:「それでは確かにお伝えしました。私は報告義務がありますので、これで」

【GM】:そう言い残し、去っていきます。後に残されたのは、シンジたちと高坂たちのみ。

ジョジョ】:「ずいぶんと特殊な環境のようだな、人間の家族は」

【シンジ】:「……これが普通じゃないよ」

【GM/桐生】:「シンジくん、数日ほどこちらで預かりましょうか?」
 シンジの様子を気遣っているようです。

【シンジ】:「いえ、いいですよ。僕が言われたんだから、僕がやりますよ」
 そして、エレナをチラリと見ます。

【GM】:いまだ目覚めない彼女は何も語りません。ただ、シンジの脳裏に、さきほど見せた彼女の笑顔がよぎっただけでした。


【GM】:……と、こんなところで、今回のセッションを終わりたいと思います。

【シンジ】:GM、またなにかやるつもり?(笑)

ジョジョ】:マリやがのほうでも、なんか伏線張ってたね、そういや(笑)

【シルバ】:ちゃんと回収できるんだろーのー?(笑)

【GM】:大丈夫っすよぉ〜大丈夫……なはずですわ。

【一同】:おいおい(笑)