デモパラ『その手』シリーズ第4話 オープニング3
【GM】:その翌日。やはり、セラフィム事務所の高坂さんから呼び出されるのですが。
【シルバ】:事件がたくさんだな、大友市(笑)
【ジョジョ】:それを言っちゃあ駄目だぜ、シルバ(笑)
【GM/高坂】:「今回調査していただきたいのは、大友市郊外に建てられた洋館です。最近、大友市内で行方不明者が多発しており、その異常性から悪魔事件の疑いが濃いと判断しました。これをぜひ皆さんにやっていただきたい」
【シンジ】:「というと?」
【GM/高坂】:「まず、前回の事件を覚えていますか? その時に、人身売買組織の顧客と商品のリストを手にいれましたね?」
【ジョジョ】:「らしいな」
【シンジ】:「は、はい」
【GM/高坂】:「どうも、商品の1人が館の中にいるようなのです」
【シルバ】:「ほう。誰かは分かってるのか?」
【GM】:その質問に、高坂はリストの写しを見【ジョジョ】:「……読めてきたな。つまり、館の持ち主は……」
【GM/高坂】:「はい、間宮陣区郎氏です」
【シルバ】:「それならそうと、前もって言えばいいものを」
【GM/蓮】:「ごめんなさい、私も確信が持てなかったから。最初はセラフィムに協力してくれている悪魔憑きからの話だったの」
【GM】:最初に、シンジたち以外の悪魔憑きがあの絵を見て、変な感じがしたからセラフィムに報告したんですね。それで昨日、シンジたちも連れて確認しに向かったと。
【シンジ】:「人形好き仲間として誘ってくれたんじゃなかったんですね……」
【GM/蓮】:「ごめんなさいね。何事も無いようなら、普通に楽しんだんだけど」
これは蓮の本音です。仕事として行きたくなかった、といった感じです。
【シンジ】:「でも、間宮先生が人身売買? あんなに素晴らしい作品を作る人が……」
【ジョジョ】:「作品と作者は別ともいうしな。今までの作品も、もしかすれば」
【シンジ】:「そんなことないよ。これは何かの間違いなんだ……きっとそうだ」
【シルバ】:「今のところ、ほとんどクロだがな」