3話 本編5


【シンジ】:〈魔種吸引〉(コロコロ)……後はどうします?
【シルバ】:「この2人は〈記憶操作〉で、おれたちを始末した、とでも思わせておけ。少しは時間が稼げるだろ」
【柏木】:「さて、ここまで首を突っ込んだ以上……」
【シルバ】:「ついでだ、潰すところまでいくか」
【シンジ】:(〈記憶操作〉しながら)「ああ、やっぱり……」
【シルバ】:「仕方あるまい、ほったらかししても狙われるだけだぞ」(笑)
【シンジ】:「分かってるけど、なんか嫌だ。特にその笑いが」(笑)
【柏木】:翌日まで休みますか。
【GM】:はい、エナジー10点、衝動2点回復させてください。寝る前に食事をする人はどのくらい食べるかも宣言を。
【柏木】:8000円分食べます。これでも衝動2点が残りますが。
【シルバ】:おれは寝るだけだ。
【シンジ】:僕も。
【GM】:翌日です。
【シンジ】:「今度はどこに行くんです? 相手の場所も分かってないんでしょ」
【柏木】:「鉄道を調べてみたいと思います。シンジくん、深夜に走る列車の噂が流れ始めたのは、いつくらいからですか?」
【シンジ】:「え? 1年くらい前らしいですけど」
【柏木】:「資料によれば、銭若金融ができたのが1年少し前。関係ありそうじゃないですか」
【シルバ】:「うむ、充分怪しいな」
【柏木】:昨日のうちに検証したということで、データを洗い出していいですか? 鉄道に勤めている人がいるかを。
【GM】:判定もなく分かりますが、いません。
【柏木】:おや?
【シルバ】:客じゃないなら、内通者だろう。
【シンジ】:列車の出た日と、シフト表を照らし合わせればいいじゃないですか。
【GM】:おまえ、頭いいな(笑)
【シンジ】:GMが言うな(笑)
【GM】:ま、それなら楽に分かります。謎列車が走ってる日は決まって、金北という職員が出勤してますね。
【シルバ】:まさか、内蔵なんて名前じゃあるまいな?
【GM】:企業秘密をなぜ知っている(笑)
【シルバ】:わからいでかーー!?
【シンジ】:かね、きたないぞう(笑)
【柏木】:時間がなかったんですねGM(笑)