人吉は余所者を排除したがっているようです。


 今日の仕事はいつもと違い、外で草むしり。


 ただし、足場の不安定なところに登ってむしらねばならない上、下は道路に面しており、かなりデンジャラス。


 ああっ、なんかダンプが通ってますよ!?


 さらに、むしるべき草の中には小さな木にまで成長してしまってるものも多数あります。


 それはさすがにむしれないので、鎌で切っていたら……。



 総支配人「切らずにむしれ」
 ワシ「エー(・3・)」
 総支配人「いいから、やれ」
 ワシ「ちっ、分かりましたよ」



 そうやって無理して抜いていたところ……





 ブチっ!






 ワシ「!?」



 ……落ちましたよ、2階くらいの高さから。


 ふんばった右足を痛めましたが、まあ道路にスイカの身を撒き散らすはめにならなくて済みました。


 その時の総支配人の一言。




 総支配人「気合いが入っとらん!」
 ワシ「…………」













 どうみても、人吉という土地は余所者の血を吸いたがってます。
 ほんとうにありが(以下略)





















 今回の教訓
 「バカの言う事は、上司であろうと聞くな」