覚え書き 西部の魔女!設定(笑)


 思い付いた妄言を吐いた記事にリアクションが来たので、調子にのって書き続けることにしたです(笑)




 魔法の効果は同じだが、捉え方や発動手順の違いにより、魔女も3種類に分類される。
 ひとつは『ウイッチ』。
 西部で生き残り勝つための発動体系を組み立てた、新世代の魔女である。
 発動手順が大幅に改変され、劇的に早くなったが、効果は武器などの代用品レベルまで落ちてしまっている。
 ひとつは『魔女』。
 昔ながらの発動手順を守る、歴史ある正式な魔女。
 発動時間は、西部においては亀の歩みにも似ている。
 しかし、ひとたび発動すれば、まさに魔法。
 1度2度の発動で戦局を逆転することも可能である。
 最後のひとつは『シャーマン』。
 精霊に呼び掛けて発動させる、土地に根付いた体系。
 発動手順や効果は、ウイッチと魔女の間といったところだが、西部においては精霊の力の強さから、目標となったものに抵抗を許さない。
 しかし、精霊の気まぐれに左右される部分もあり、思わぬ事態を招くこともある。


 魔法が効果を表すためには、エネルギーが必要である。
 そのエネルギーとなるのが『マナ』や『精霊』である。
 『マナ』はあらゆる場所に存在するエネルギーであり、微弱ながら意思も持つ。
 『マナ』はある一定の『言霊』に惹かれる習性があり、その言葉は『呪文』と呼ばれている。
 『精霊』は自我すらも持つ高度な存在である。
 自身が強大なエネルギーを持ち合わせているが、非常に気まぐれだったり、個性が強かったりするため、必ずしも思った効果の魔法が発動できるとは限らない。
 『マナ』と比べると、扱いにくい存在といえる。


 魔女が魔法を発動するには『呪文』と『魔法陣』(通称『陣』)が必要である。
 『呪文』は魔法のエネルギー『マナ』を集め、『陣』は魔法の効果を決定する役割を果たしている。
 『陣』の形成は身振り手振りなど、空間に描ければなんでもよく、様々な方法がとられる。
 『ウイッチ』の魔法は高速化のため、発動手順が大幅に簡略化されている。
 『呪文』を使わず、『陣』も単純。
 訓練を重ねれば、剣や銃を使うように発動が可能である。
 『シャーマン』は精霊に呼び掛けるための『呪文』のみを発動条件とするが、精霊の気まぐれを抑えるために招き入れる空間『陣』を形成することもある。