「マリア様が見てやがる」 本編5
なんだかんだあったものの、ひとまず合流し情報交換を行なったショウコたち。
【鉄子先生】:GM、最後にマリアが目撃されたのはいつ?
【GM】:1週間ほど前ですね。
【鉄子先生】:失踪者が出てから、次の失踪者が出るまでの期間は?
【GM】:約4日から5日。
【鉄子先生】:まずい、これは訓練や準備を終えたということか。
【義経】:……こうなると、陽が危ないな。
【ショウコ】:勘だけど、たぶんなにかするなら今日だと思う。
陽ちゃんになにか言ってたみたいだし。
【義経】:GM、東海寺は我慢するような性格か?
【GM】:全然。
その場ですぐにじゃないと、ヒステリー起こすタイプだから。
【義経】:とすると、野火の推測があたる可能性が高いな。
【鉄子先生】:高木さんは病院の中か、忍び込むことになるわね。
事件の解決には仕方ないか。
【ショウコ】:行こう! 陽ちゃんのそばで、マリアさんが来ないか、見張っておかないと!
それぞれが特殊能力を使って、病院内に潜入&潜伏に成功。
ただ、集中治療室付近は人通りが多いため、その近くで陽の護衛をするショウコたち。
なにも起きずに時間が経ち、深夜になろうかという頃……。
【GM】:ショウコたちはある違和感に気付いた。
先ほどから人の通りがパタリとなくなってしまっている。
【ショウコ】:嫌な予感がする……部屋に行ってみよう!
【義経】:そうだな。
【鉄子先生】:ついに動いたということね。
【GM】:集中治療室に向かおうとするショウコたちの行く手を塞ぐように、3人の少女たちが現れる。
マリアの取り巻きの生徒たちだ。
【ショウコ】:ちょっと道を開けて。
先に行かなきゃいけないの!
【GM/取り巻きたち】:「野火さんに、源さん、それに先生? ダメですよ〜、マリアさまに逆らっては。世の中知らないほうがいいこともあるんですよ? ……もう遅いけどね!」
そう言って、3人同時にバキバキと変身……悪魔化していく。
【鉄子先生】:彼女たちも悪魔憑きだったのね。
【ショウコ】:こっちも悪魔化!
【義経】:同じくだ。
【鉄子先生】:当然。
【GM】:では戦闘に入りましょう。
今回はマップボード忘れたんで、乱戦扱いということでお願いします。
【ショウコ】:ということは誰でも殴れる?
【GM】:はい。
【義経】:逆に、誰からも殴られるということだな。
そして始まる初戦闘。
なお、敵が誰を攻撃するかは、ダイスによってランダムに決定することにした。
1〜2が鉄子先生、3〜4が義経、5〜6がショウコだ。
【GM】:では敵の攻撃いきます(ころころ×3)1、1、2(一同笑)
【鉄子先生】:ひいいぃっ!?(笑)
【義経】:くっ、後衛型の教諭を狙って来るとは……賢しいな!(一同爆笑)
【鉄子先生】:回避回避回避〜!(ころころ×3)