『悪魔憑きは黄昏に舞う』エンディング5


早朝、清涼学園校門前にて




【GM】:では!フェイトのエンディングでセッションを締めるとしましょう!
【フェイト】:は、はい!
【GM】:あ、改まる必要はないですから(笑)
さて、今は平日の早朝、清涼学園の校門前です。正確に言うと、まだ着いてませんが。
【フェイト】:ということは通学路ですか?
【GM】:そうですね、七葉と一緒に登校しているところです。
彼女も〈記憶操作〉によって、今回の事件に関することは覚えてません。ただ風邪を引いた、という認識です。
【フェイト】:良かった…と思います。
【GM】:………。
【GM/七葉】:「どうしたの?フェイトちゃん、元気がないよ?」
【フェイト】:「大丈夫、私も風邪を引いていたから…まだ少しだるいだけ。」
【GM/七葉】:「ええっ!?な、ならまだ寝てたほうがいいよ!」
【フェイト】:「本当に大丈夫だから。七葉こそ、治ったの?」
【GM/七葉】:「大丈夫、大丈夫!もうこの通りだから!」体を動かして元気なことをアピールしています。
【フェイト】:「そうだね。」う……やっぱり気まずいですね、事件に巻き込んでしまったし…。
【先人】:ソレニ…自分の正体も明かせないト。
【フェイト】:そうですね…。
【GM】:…あなたがそう考えていると、手をギュっと掴まれます。
【フェイト】:「!?」
【GM/七葉】:「元気にいこう、フェイトちゃん!元気なかったら、なんにもできないよ?」
【フェイト】:「七葉…うん。」
【七葉】:「行こっ、フェイトちゃん!」あなたの手を握りながら、駆けるように学校へ向かおうとします。
【フェイト】:笑顔で頷きながら、七葉の歩調に合わせます。ちょっと泣きそうになりながら。




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『悪魔憑きは黄昏に舞う』