5月前半その2

ダンジョン探索中、発生した生徒同士のバトルロイヤル。
そこでクルドたちは、最も戦いにくい相手と戦うことになる。


【アイリーン(NPC)】:お、お兄ちゃん!?
クルド】:ア、アイリーン!


そう、クルドたちの相手はアイリーンのいるギルド“ロイヤル・ナイト”であったのだ。


【ケイン(NPC)】:初めまして、お義兄さん。“ロイヤル・ナイト”のリーダーのケインと言います(さわやかな笑顔で)
クルド】:クルドだ、妹がお世話になっているみたいで…(とてつもなく不気味なにこやかさで)
【ケイン】:こんなことになったのは残念ですが、お互い頑張りましょう、お義兄さん。
クルド】:…ソウダネ、全力ヲ尽クソウジャナイカ


こうして始まったバトルロイヤル。
クルド側3人に対し、4人のケイン側が手数において勝っていたが、範囲攻撃を駆使した戦法により、クルドたちが徐々に優勢に。


クルド】:これで終わらせてもらう!
【ケイン】:いえ!まだです!!


ここでケインがギルドスキルを使用、自分たちのHP・MPを少し回復させ、もちなおす。
だが、再びリーナとチムチムの強力な範囲攻撃が繰り出され、相手メンバーの半分を倒そうとする。
だが。
ケイン側が再びギルドスキルを使用、今度はHPを全快されたために倒すには至らなかった。
あまりの防御の堅さと手数の多さから、負けムードが漂い始めるクルドたち。
ついには、ダメージが蓄積したクルドとリーナが戦闘不能に。
それでも最後にはチムチムが孤軍奮闘し、ケインたちを下した。


【チムチム】:ヤオヤオヤオっ!


なお。
人数の少ないクルド側は、相手を3人倒せばよかったため、アイリーンには1回たりとも攻撃してなかったりする。
誰の発言によって、そうなったかは言うまでもあるまい(笑)




〜エンディング〜
戦いの後、もう1部屋だけ回って帰還。
保健室で治療を受けつつ、パーティーの課題である「防御力の低さ」を克服しようと心に誓っていた。




〜ワシの感想〜
いかん、攻撃はともかく防御が薄すぎる。
こうなれば、クルドはしばらく防御やサポート系に徹しよう。


クルド】:オレはアタッカーをやめるぞ――!アイリーン―――!!(ジョジョ風に)


…わりとそんな感じ(笑)
でもアタッカーやめるのは一時的に、である。
上級クラスになれば、再びアタッカーとして復活してくれる。
ふっふっふ(笑)