4月後半その2

一方その頃。
謎の地下室にて、1人の男が壇上に立ち、集まった多くの男たちに演説を行なっていた。


【壇上の男(NPC)】:諸君らはイケメンによる、女子の独占を許せるか!?
【男たち(NPC)】:否!
【壇上の男】:そう!断じて否である!!我々はイケメンの手から女子を取り戻すため、戦うのだ!
【男たち】:おおおおっ!
【壇上の男】:我々は必ず勝つ!何度負けようと、勝つまで戦い続ければよいのだ!諸君らは戦い続けることを誓うか!?
【男たち】:おうっ!
【壇上の男】:ならば、行くぞ!今度こそ勝つために!!!
【男たち】:勝利のためにっ!!


…なお、これらの演説は全てチムチムのPLによるものである。
前回も書いたが、芸達者な方である。




再びクルドたち。
覗きグループは文化系か体育系、どちらかの部活棟で作戦会議をしているらしい。
クルドたちはまず文化部棟を調べる。


【GM】:文化系には、ツンデレ研究会、ニーソックス同好会…
クルド】:マテ(一同爆笑)この学校には、そんな部活しか…
【GM】:…あと妹愛好会とか……
クルド】:ガラガラ(何かを開けた)たのもー!(一同爆笑)


存在を知って即座に入会したクルド
部長に聞き込みをしたところ…


【部長(NPC)】:それはねぇ、決まりで教えるわけに…は…?(リーナをジッと見る)
【リーナ】:…?どうなさったんですかぁ?
【部長】:おおおおっ!流れるような黒髪、陶磁器のような白い肌…!キミこそは我らが理想の妹…!
【リーナ】:?
【部長】:お、『お兄ちゃん』と、よ、呼んでくれないかね?
【リーナ】:はぁい、わかりましたぁ…お兄ちゃん?
【部長】:ほううぅぅぅっ!(萌え狂っている)
クルド】:(拳を握りしめ)部長、分かる!分かるぜ、その気持ち…でぇす!


ダメな人たちがそこにはいた(爆笑)
…この時の部長を演じたのも、チムチムのPL。
…つくづく芸達者な方である。
さて。
部長より体育系部活の中に覗きグループのメンバーがいることを知ったクルドたちは、体育系部活棟へ向かう。
そこで怪しげな男が1年を勧誘しているのを見た一行は、クルドによるおとり作戦を実行。
見事に勧誘男を捕らえ、アジトの場所を吐かせる。
アジトの情報を他の部隊にも話し、広めるクルドたち。
しばらくすると、切り込み部隊のほとんどがアジトに集結。
出てきた覗きグループとの戦いが始まった。




〜クライマックス〜
「おまえたちは先に行けぇっ!」
「俺の夢はお前たちに託すーーー!!!」
「やられはせん、やられはせんぞぉぉお!!」


…など、アジトのそこかしこで熱い激戦が繰り広げられた。
クルドたちも例外ではない。
もう少しでリーダー格のパーティーを全員倒せるところまでいきながらも、力およばず。
やはり、2年との実力差はかなりあったようだ。
今回の戦いの結果は、迎撃側の勝利。
2年の女子の乙女心は死守された(笑)
クルドたちも1500Gの報酬を得て、大収穫であった。




〜エンディング〜
●自宅にて今日の出来事について話すリーナ。
話を聞くうちに、みるみる取り乱すリーナパパと、彼を取り押さえるリーナママ。
今日もリーナの家はいつも通り平和だった。


●大金を手に入れたチムチムは、さっそく肉をかって母狼と共に晩餐を楽しむ。


●放課後、クルドはアイリーンをお姫様抱っこで運びつつ、今日のことを話しながら家路につく。
そこで衝撃の事実が。
なんと今回の戦いで一緒にパーティーを組んだ〔ケイン〕という少年といい感じになったという!
夜、盗賊ギルドにてケインの身元をあたろうとするが、相当に高い身分らしく、答えられない、とのことだった。




〜ワシの感想〜
まさか、覗き攻防戦が公認になっているとは。
これはhige_gun、一本とられたね。
それにしても、楽しいセッションだな。
またやりたい、って気になるよなぁ。
楽しみにしてますよ、GM♪
それとブログへのアドバイス、サンクスですよ(o^-')b