青き世界の守護者たち・改2

〜オープニング〜
●美紗は所属している組織、“魔術師連盟”の幹部ブライアンから、京都県祇園市を騒がせている“奈落もこみち”の討伐を命じられる。


【ブライアン】:ミスヤマウ〜チ、アナタならできま〜す!がんば・ってく・だ・さ・り・ませ〜?(一同爆笑)


ブライアンは本来、こんなキャラではない。
外人口調にしたのはノリであり、特に意味はない。
この先もノリで進めている部分が多数あるので、反面教師として見ていただきたい。




●放課後、校内を見回っていた喪作は、教室に残って課題をしている香澄に出会う。


【喪作】:んん〜、おやおやぁ〜?出席番号38番、間宮香澄さ〜ん。もう下校時間はとっくに、過ぎてますよ〜?(ねちっこくヤラシ―アクセントで)
【香澄】:あ、すいません。課題終わったんで、すぐに帰りますね!
【喪作】:(昇降口まで香澄を送りつつ)こんな時間に女の子が、一人で残っては、いけませんな〜?最近は、なにかと、物騒だからね〜ぇ。君みたいなかわいい子は、気をつけないとねぇ…。
【香澄】:やだなぁ、用務員さん。褒めても何も出ませんよ?
【喪作】:いやいやぁ、本当に危ないからねぇ。今も狙っている人がいるかも知れないなぁ?
【????】:例えば、私のように、な。


そう言って、喪作と香澄の前に現れたのは。
黒光りする鍛えあげられた肉体と、それに対照的な白い仮面を被った、異様な男であった。


【奈落もこみち】:その娘、こちらにいただく!


香澄に掴み掛かろうとする奈落もこみちの行動を、香澄を引き寄せることで妨害する喪作。
しかし、次の瞬間に香澄は悲鳴をあげる!
なぜなら、香澄の左肩からムキムキと筋肉が膨張し、意識を残してマッチョな石像となったからだ。
その様子を満足気に見届けた後、学校を結界で外から遮断する奈落もこみち。
喪作はあまりの魔力の強さに吹き飛び、結界から弾き出されてしまう。
喪作は持ち前のデータを使い、香澄を装って美紗に助けを呼ぶ。




●兵器開発企業サジッタ社にて、新兵器のテストプレイヤーをしていた白孤。
そこに「奈落が出現し、香澄が巻き込まれた」との監視員からの報告が入る。
監視員の至らなさに苦言を吐きながら、学校へと向かう。




(続く)