アルシャードffその2

〜シナリオ本編〜
レース開始前の会場にて顔を合わせるPC達。
掛け合いも充分にできないまま、レースがスタート。
抜きつ抜かれつのデッドヒートが展開されたっぽいものの、ただの数字の応酬なので、その辺はカット(笑)
レース開始直後にジャックが周りに体当たりをかましたり、途中でシューマのバイクに細工したりとやられ役じみた悪党っぷりを発揮していた。
数々のチェックポイントをくぐり抜け、メンテナンスをしていたPCの前にジャックが現れ…


【ジャック】:よお、シューマ。優勝はこのおれがいただくぜ!
【クラッツ】:(シューマに)何ものだ?
【シューマ】:ふ、やつの名はジャック。頂点に立つオレの踏み台となる男だ。
【ジャック】:…!!てめぇ、言いやがったな!?あのビリーのへたくそと同じ目に会わないように気をつけな!
【アニー】:それ…どういうこと!?まさかアンタが父さんを…!!
【ジャック】:知るかよ!?このガキ!!


詰め寄るアニーを殴り倒すジャック。
PC達や視察に来ていたティファナやパトリック・ウォンに怒りの感情が沸き上がる。


【シューマ】:ママンが言っていた…、「女性をないがしろにする者に栄光は訪れない」とな。
【クラッツ】:アニー、心配するな。きっと優勝するから。
【ミリア】:ジャック…レーサーの風上にも置けないヤツです!
【ティファナ】:そうね、叩きのめしてあげなさい、ミリア。
【艦長】:おい、マルコ。
【マルコ】:へい、艦長。
【艦長】:あんなヤロウがいたんじゃ、レースになれねぇ。ぶっ潰して、シューマとか言う小僧と男の勝負をするぞ!
【マルコ】:合点でさ、艦長!
【ウォン】:ジャック君か…よろしくないねぇ、ああいうのは。
【クーレル】:…では?
【ウォン】:キミの思ってる通りだよ。
【クーレル】:(静かに礼をして)はっ、直ちに。


そして最後のスペシャルコース。
ここでジャックが超反則の奥の手を使う。


【ジャック】:奈落エンジン始動!


奈落エンジン(加護)を使って勝とうとするジャック。
しかし、させじとPC達も加護を使って奈落エンジンを止める。
結果、シューマ&クラッツチームが優勝を果たし、ビリーの弔いレースとした。
もちろんジャックが黙って結果を受け入れるわけもなく…戦闘に突入した。
PC達の攻撃を加護付きで躱しながら、特技で得た追加行動を駆使し、追い詰めるジャック。
だが、一撃の威力を重視した戦術の前にジャックは又も敗北した。




〜エンディング〜
クーレルは任務終了をウォンに報告。
ウォンは仕事ぶりを褒めるが、クーレル自身は内密に処理出来なかったことを悔やみ、自身の未熟さを感じていた。
「次は完璧に仕上げてみせる。」


レースで2位となったマルコと艦長は、自分達の船に凱旋。
宴会が盛り上がる中、しかしマルコは浮かない顔だった。
「今度こそは、あのシューマの小僧に勝つぜ…!」


ミリアはシューマについて「見込みなし」との調査結果を報告する。が、それはシューマの器の大きさを知っての虚言だった。
「(誰にも聞こえない小声で)あの人はウチの会社に収まるような、小さい人ではありませんからね。」


クラッツはアニーと共にビリーの墓前でレース優勝を報告した。
アニーの成長ぶりを見て、自分の役割を果たした事を知ったクラッツは再び世捨て人として、旅に出る。
アニーとの再会を約束しながら。
「ビリー、私は私の道を行く。そっちに行った時に、また語り合おう。」


シューマは優勝を祝う酒場で飲んでいた。そこにティファナがやってきて自分の会社にスカウトするが、断るシューマ。
再びグラスを手に取るシューマは、訪れたマルコと酒を酌み交わし、再戦を約束する。




〜ワシの感想〜
やはり市販のシナリオはそのまま使うな―いうヤツですな。
GMの方も感覚が掴めてなかったみたいだし。
今回のが実力じゃないだろうから、今度はぜひオリジナルシナリオで。
にしても今回もダメ出し、口出しが多かったかなぁ。
もう少し、他のPL立てるプレイングしないと…。
とはいえ、FEARゲーでPC1ができて満足ですな。
さて、今度はヴァルキリーを…(おひ)