ブログ閉鎖(更新の完全停止)のお知らせ
お久しぶりです、hige_gunです。
たびたび更新を停止している当ブログですが、このたび更新を完全停止することにしました。
更新を待っていた方に不義理をする形となったこと、心よりお詫び申し上げます。
以降、記事は消されないかぎりは残しておく方針です。
それでは、これまでご覧いただきありがとうございました。
皆様、よいお年を。
思い付いた文章を走り書き
ジョン・スミスは合衆国エージェントである。
(全国のジョン・スミスさんには申し訳ないが)もちろん、偽名である。
少なくとも、戸籍に記されている名前ではない。
しかし、本名や戸籍など捨てて久しく、本人を含めて誰も本名で呼ばないし、気にする素振りもない。
ゆえに、何の問題もなかった。
ジョン・スミスは合衆国エージェントであり、それ以上でもそれ以下でもない。
合衆国エージェントであることが重要なのであって、個人を識別するための記号など、明日の朝食をトーストにするかマフィンにするか程度の違いでしかないのだ。
道を歩いていたら、↑みたいな文章が頭をよぎったので、記念カキコ。
意味的なものは特にございません。
近況と今後
なんだかすっかり月刊ペースです。
日記1日分ぶつほどの出来事はないものの、コメント欄が炎上(と呼べるものかどうかわかりませんが)したり、出費が多くてマナバ行けなかったり、そもそも行くのが気まずかったりと、一行二行で済むようなことが起きてはいます。
当ブログの今後についてですが、指摘されたところは意識しながら書こうと思います。
閉鎖や削除も考えましたが、いざ実行の段で惜しくなり、続行と相成りました。
さて、まあ、ない頭捻りつつ、無気力の虫を駆逐しつつボチボチやりたいと思います。
ただ、「矛盾がある」とか「会話が噛み合ってない」「文章がおかしい」という指摘に関しては、いまだにわかりません。
なので、誰か親切な人が「ここおかしくね?」と2ch風にマジレスしてもらえると、みなさんが納得いく文章に直されるやもしれません。
あとはマジで何書いていいかもわからんので、ネタの提供や提案も欲しいです。
たとえば映画などを指定して、それをテーマにレビューするとか、TRPGとするとどんな動きをしているのか分析しろとか。
コメント入れてくれれば対応しますんで、なるたけ入手しやすく安価な(1回300円以内)ネタふりをお願いします。
それではまた。
《夢喰いメリー》続き
日記書いた後で気づいたけど、mixiニュースにもなってたのか、《夢喰いメリー》!
作者については、アラビアンダークファンタジーTRPG(長いな笑)《ゲヘナ》で知ってたけど、東方関連でも有名な人なんやね。
いやー、まさかリプレイの挿し絵描いてた人がここまで躍進するとは。
まー、もともとある程度腕のある人にリプレイ挿し絵を担当してもらうことはあるんだろうけどね。
これだから、漫画雑誌を一通りチェックするのを止められないんだよね。
なんていうか、数ある雑誌から面白い作品を発見する、読者独特のたのしみがね、あるんですよ。
で、前回の日記の際にも思ったことなんだけど、漫画のテンポって音楽に似てると思うわけですよ。
それもライヴとかの複数で聞くものじゃなくて、部屋で一人で聞くような感じ。
一人で聞いている時は、どこでノるかや、リピート、プログラム演奏でどれを聞くかとか、いろいろ自由にできる。
中には、ベストCD作っちゃう人もいるし。
これって、漫画や本を読む時に自分なりのテンポができるのに似てる気がするのですよ。
内容や演出、コマ割りから台詞によって、ゆっくりとしたバラードだったり、アップテンポなロックだったり。
これはテンポの決まってしまっているアニメや、映画などの動画メディアでは絶対できない、漫画ならではのアドバンテージだと思うのだ。
話を《夢喰いメリー》に戻すと、原作の流れるようなテンポがアニメで再現できるかどうかが鍵だと、個人的には思うわけ。
30分では中だるみしそうなので、ここは1話15分区切りにしたほうがいいんじゃなかろうか。
30分枠でなきゃダメなら、15分×2話にするか、原作の2話分を前編・後編にするか。
あと、話数も問題。
1クール13話なら、ギリギリやれそうだけど、26話となるとオリジナル話も入れないと尺が足りないor間延びした出来になりそうだ。
好きな作品だから、その辺りは崩してほしくないんだが。
さて、どうなることやら。
《夢喰いメリー》アニメ化!の話題
数ヵ月前に存在を知り、今ではすっかりハマっている漫画《夢喰いメリー》にアニメ化の企画が立ち上がってるそうな。
ここで知らない人のために説明すると……。
時と場所は現代日本。
タイトルにもなっている《夢喰いメリー》とは、人間界とは別に夢の世界“幻界”に住む少女の名前だ。
人間界と幻界はもともと人の夢の中でしか交わらないはずなのだが、ある日を境に、幻界の住人が人間界に出現し始めてしまう。
一度人間界に来てしまった幻界の住人は帰ることができず、人間界で存在を保つためには人間を“器”として乗っとるしかない。
“追跡者”と呼ばれる謎の幻界人に襲われた少年、藤原 夢路を助けるメリー。
彼女もまた、幻界に帰る方法を求め、幻界人を探していたのだ。
追跡者を圧倒し、退けることに成功したメリーであったが……。
世界設定とあらすじはそんなところ。
作品の魅力としては、“小気味いい”ところ。
夢路:慌てんなよ、色男。俺はここまでだが…、この後を任せられる奴が居るんだぜ。
敵:そんなものがどこにいる…?
夢路:バッター藤原に代わりまして…
(十二星座が描かれたステンドグラスを打ち破り、破片と共に着地するメリー)
(周りに飛び散る破片とともに、敵、夢路、メリーの顔や目のアップ)
メリー:――――代打
メリー:メリー・ナイトメア!!
一見するとただの萌え漫画に見えるけれど、実際に読んでみると、そのあまりの繋がりっぷりに驚いてしまう。
同じシーンで淀みなく(上の例のように厨二臭くはあるが)セリフが繋がり、シーンが変わる時さえ、前のシーンのセリフや絵を受けて繋がっていく。
読むテンポは流れるようで、詰まるとこなく、ストレスなどとは無縁。
だから、どんどん読めるし、一度読書ペースを築いてしまうと、グイグイ引き込まれ、1巻まるごと読むまで止まらなくなる。
名作と呼ばれるものには、テンポの良さが共通してあるが、これほど詰まるとこなく、欠けるものもなく、情報が多くても内容が濃くてもハイテンポに読ませるものは、いまだなかった(ワシが知らんだけかもしれんが笑)
内容はシリアスながら明るく、萌えもバトルもほどほどにあるので、スカッとしたい時にオススメ。
もちろん、それ以外でもオススメ!!
映画《告白》
ふとした気まぐれで天神に出掛けたワシは、前々から興味のあった映画《告白》を見た。
感想は一言。
「すっげー愉快痛快爽快!」
まとまりなく、猿のように生徒たちが騒ぐ教室。
そこで、女性教諭の森口が「私の娘はこのクラスにいる生徒によって殺されました」と、淡々と告白するところから物語は始まる。
犯人探しかと思いきや、犯人は開始10分で特定され、森口の復讐宣言→実はすでに実行済みですのどんでん返しコンボが、さらに衝撃を与える。
そこから先は、犯人を対象としたクラス内でのいじめ、自宅にひきこもって狂っていく共犯者、熱意は評価できるが物事を悪化させてしかいない熱血教師などが描写される。
その後はクラスの比較的まとも(に見える)女子→犯人→共犯者の母といった面々が、代わる代わる独白していく。
正直いって、まともな独白者は誰一人いない。
全員が歪んでおり、独善的であり、誰とも繋がってないのだ。
中盤からは森口教諭はまったく出てこなくなり、またある真実も判明する。
やがて事件は解決し、誰もが救われるかと希望を抱く。
この先は詳しく書かないが、そうした希望は裏切られることになる。
ほかでもない、事件の当事者や関係者自身の、自業自得によって。
この映画を見たあと、嫌な気持ちになるか、爽快感を感じるかによって、その人がどんな人生を歩んできたかがわかる。
どれほどの悪意に曝されてきたかが分かる。
この映画は踏み絵である。
この映画にリアリティを感じなかったり嫌な気持ちになるなら、その人は善意に触れ、人間に絶望せずにすんだ、恵まれた人である。
自分の幸運と幸福を誇っていい。
リアリティや爽快感やカタルシスを感じた人は、悪意にさらされ、人間に絶望せざるをえない経験を積まされた、恵まれない人である。
それでも真っ当に生きてきたなら、何も恥じることはない。
自分の感覚を信じていい。
他のレビューなどを見てみると、「リアリティがない」「100%虚構」「真の被害者は犯人」「歪んでいる」などの意見が多い。
が、ワシは断言する。
レビュアーは自分たちの識でしか、この映画を捉えておらず、明らかに曲解・誤解・見当違いを起こしている。
どうか理解してほしい。
この映画で描かれたものは、全て現実なのだと。
この映画はフィクションではなく、ノンフィクションなのだと。