苦しみと悲しみの終わる日
やっと地獄の大部分が、今日で終わりを告げました。
ただ、辛かった。
努力もしたし、愛想も振りまいたし、結果だって十二分に出した。
実力については信頼されていたし、不遇な扱いをされようと他の人と同じくらいには仕事をした。
まあ、今となっては意味のない、ただの徒労だったが。
近くの他人の冷たさに晒され、遠くの友人の暖かさに励まされて過ごした3年間。
やっと、自分に嘘をつくことを止められた。
やっと、心から泣いたり笑ったりできるようになった。
生まれて初めて、人の顔色を窺わなくなった。
ワシは自由になる。
ワシは素直になる。
もう、打算で不本意な道は選ばない。
どうせ負け組なら、好きなように生きてやる。