mixiからニュース


 無戸籍の女性「同じ思いイヤ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=492491&media_id=2
 300日問題 無戸籍で出産予定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=492490&media_id=2



 上のニュースについて書こうと思う。
 まずは300日規定とはなんだろうか?
 調べてみたところ、だいたい以下のような内容だ。


 離婚後300日規定とは、民法772条2項で「婚姻の成立の日から200日を経過した後または婚姻の解消もしくは取り消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する」と規定されているもの。
 出生が離婚後300日以内だった場合は前夫の子として届けなければならない。
 実際の父親の子として戸籍に登録するには裁判などの手続きが必要で、見直しを求める声が高まっている。


 まあ、今はDNA鑑定があるのだから証明はそちらに任せ、母親側には貞操の義務を怠った罰則さえ課せば解決だろう。
 不貞に対する罰則は、絶対に必要なものだと考える。
 夫の浮気が離婚理由になるのだから、妻側になんのペナルティもないのは、男女平等の見地から言ってもおかしな話だからだ。
 上のニュースでの母親は産む決断をしたようだが、ワシは賛成できない。
 子供のことを真剣に考えているとは言いがたいからだ。
 本当に母親というなら、子供が戸籍を与えられるように万難を廃して準備し、それから出産するのが筋だ。
 よしんば戸籍が与えられなかっとしても、それによる不利益からは親が完全に守ってやるくらいの準備と覚悟はなくてはならない。
 生まれる命を殺したくないのは分かるが、それにしては準備を整えぬうちにSEXするのは軽率ではなかろうか?
 なぜ子供の将来の安全を確保してからSEXしなかったのか、はなはだ疑問だ。
 もちろん、mixiニュースの少ない記述では細かい事情までは読み取れず、この指摘が間違いである可能性もある。
 ただ、やはり軽率だ。
 子供がかわいそうと情け心で改正を訴えるのは容易いが、親の覚悟や配慮が足らないことも考えると、性急に改正をするのは得策ではない。

 ただでさえ親の権利とは絶大で、親は生まれてくる子供を選ぶことができ、生まれた後も子供の権利のほとんどを掌握している。
 子供の親、または親になろうとする者は自分の権力の莫大さに気付き、軽率さを恥じながら、真剣に子供をいたわっていただきたい。
 なぜなら、我々は親に殺されずに生きてこれた結果、今こうしてなんとか生きているのだから。
 もしも意識せずに平気で子供を傷つけたり殺したりしているのなら、ワシも仏の顔ばかりは見せられない。